御堂筋で大阪女子マラソンを初観戦

御堂筋で大阪女子マラソンを観戦。おもえば女子マラソンを観戦するのは初めて。
地元のびわこマラソンは毎年のように応援しているし、京都で女子駅伝は何回か見ているのですが。
淀屋橋付近は風が強くてスペシャルドリンクが風で倒されて係りの子たちは立て直すのに必死でした。
見ていたレースの流れは、先頭の選手たちと後続の選手たちの差がとても離れていましたね。男子のレースはトップ集団と第二・第三のグループがそんなに離れていないのとは対照的でした。
それと一般女子の間でも差が広く、アマトップに肉薄しようという実力がありそうな子もいれば、ふつうのアマチュアレースの上位に食い込めるくらいの走力の人もたくさんいました。サブ4を何回か達成したというレベルの人でも出場できそうな感じでしょうね。
やはりあの御堂筋を走るというのはランナー冥利でしょう。皆苦しそうな表情に晴れやかな誇りを醸し出していました。ランナーのみなさん、ご苦労様でした。
間近で必死なランを見るとこちらも元気になります。
またレースに挑戦したいという意欲が沸いてきました。

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迷走する紅白歌合戦、負けるべくして負けた紅組

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綾瀬はるかは完全なミスキャスト、名女優、なからずしも、名司会者にあらず。(ドリス ヴァン ノッテンの2014年春夏コレクションを着るなど衣装には凝っていたが...)
当たり前とは言え、なんでこうなったの? 曲紹介など、歌が始まる前から聞いていて疲れてしまった。あれでは歌うほうも聞くほうもしんどい。棒読みの白組司会者に付き合ったわけではないでしょうが、まるでたっぷりと金をつぎ込んだ学芸会。いくら有り余る予算を抱えているNHKとはいえ、ひどすぎる浪費。
一億総白痴化としても、これではどの世代も背を向けてしまうのではないでしょうか?

そんな中でも石川さゆりや高橋真利子などの実力者になるとさすがである、まずい曲紹介も一瞬に切って、イントロと同時に自己の世界に引きずり込む。

少し前の歌番組では司会者の名調子の曲紹介から芸のひとつだった。
せっかくだから、そんなプロの歌をプロの司会者の研ぎすまされた曲紹介で聞きたい、歌のジャンルはなんでもいい。NHKは歌というものを、あまりにも軽く見すぎていないか? 歌には心を動かす力があるはず、それを素人で構成してはいけない。
そんな心底の欲求を改めて引き出してくれた、そういう意味では、印象深い紅白歌合戦であった。(Photo)





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ココログ・ブログ再開させていただきます

年末休み、パソコンの掃除をしていて、ここのブログを放置していたことを再認識。引っ越し先のライブドア・ブログも同様に放置していましたが、思うところがあり、ここのココログ・ブログを再開させていただきます。

また、よろしくお願いいたします。

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ryo Presents OICON-TWO (追いコン) at Live Spot RAG

大津高校軽音では卒業コンサートのことをオイコンと呼び、旅立つ新たな門出を飾る感動のライブである。そしてその後の音楽というドラマの続編を創って見ようという意見が卒業生から飛び出した。卒業しても音楽を続けよう!クリエイティブな活動をしよう!を果たすべく、RAGに集結。
夏の地元ジャズ・コンサートの前座で、Screamという高校生の演奏に感動。彼らが京都の一流ライブハウスに追いコンという形でライブ出演するということで、Live Spot RAGに行ってきました。

出演:Scream<竹内英斗(G)山田咲(B)平野未咲(Ds)武田安彩美(Key)>
花唄<大町拓也(Vo)辰巳優太(G)泉谷仁子(B)村地将嘉(Ds)>
Portal<岡真敏(G)堀川広慎(Ds)村田良(B)大村篤史(Key)>

晴れ舞台で、今持っている自分たちの力を全部出し切ったという印象で感動しました。
特にギターの竹内くんは素晴らしい。是非メジャーを目指して頑張って欲しい。 絶対になれる、ファイト!!






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ブログを引越しします

ブログを下記に引越します。

流転: Return to Forever

引き続きよろしくおねがいします。

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北島六段の快心譜、NHK将棋トーナメント北島忠雄六段 vs 屋敷伸之九段

▲北島忠雄六段 vs △屋敷伸之九段の一戦、相掛かりから後手の屋敷九段が中座流を選択、解説は奨励会時代に屋敷と朝まで10秒将棋を戦った経験のある中川大輔八段。北島さんは、おしゃれでハイセンスな印象の先輩だったとか。
 戦いは後手が手筋の端攻めを仕掛けたのに対し、見事な仕返しを見せ先手が有利に。手順に馬を作ることに成功しましたが、相手は屋敷、怪しげな手を連発し先手を揺さぶります。しかしこの日の北島は冷静でした。  最終盤、中川が危険といった手順に踏み込み、相手王を寄せに入ります。際どいながら打歩詰めの変化を避けながら長手順の即詰を読み切り、今期念願のAクラス入りを果たした難敵を打ち破りました。

北島六段の快心譜となりました。

[棋譜] 北島忠雄六段 vs 屋敷伸之九段 (編集中)








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驚きました、原子力発電は安くない!

今日のウェークアップ ぷらす、原子力発電は必ずしも安くない! 飯田哲也 環境エネルギー政策研究所 所長の海外での再生可能エネルギーの普及スピードの速さといい、頭を切り替える必要がありそうです。
まずは、この講演の話をじっくり聞いてみたいと思います。

[参考] 葛巻町新エネルギー宣言

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大きな連勝、森内九段が名人戦第二局の急戦矢倉の戦いを制す

名人戦第二局は、森内九段の連勝となりました。前回の第一局のブログで「次の二局目にもし森内が勝つようなことがあれば流れは一気に森内になるだろう」と書きましたが「そんなことを許す羽生とは思えない」とその可能性が低いと考えたのですが、それが現実となりました。
先手の羽生名人が、なんと居玉のまま攻めるという超急戦矢倉、そして一歩も引かない強い受けを森内九段は見せました。すごかったのは、羽生の▲5一飛と相手王に対して飛車を離して打たなかった手、そして森内の△5三金と誰もが予想しなかった際どい受けの妙手、短手数で結果は一方的になりましたが、そこに至る一手一手が思いがけなく見るものを魅了しました。
これで森内の二連勝、一気にシリーズの主導権を握りました。羽生名人がどのように切り返すのか、これはこれでファンにとって楽しみです。

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今シリーズの流れはいかに、森内九段先勝の今期将棋名人戦

森内が初めて名人を獲得した2002年の第60期から毎年羽生か森内が名人戦に登場している。この2強を軸に激しい名人争いが10年近く続いているといえる。第60期から森内は5期、羽生は4期、名人位についている。
今年の流れとしては、渡辺竜王が登りつめてくる可能性があったが、それを阻止し二人の永世名人が直接衝突となり、二人の独占の流れを継続させた。
この第一局、面白かったのは控え室の予想が中終盤ほとんど当たらなかったこと。将棋の難しさのひとつに形勢判断があるが、一流のプロであってさえこの二人の次の一手が当たらないというのは理解に苦しんだり、見ていて面白かった。
羽生世代にとって幸運だったのは、羽生だけではなく森内・佐藤を代表に互角の力のある棋士が数名存在していること。これは谷川や渡辺の世代には無い特質。もちろん厳しい競争があったが、切磋琢磨の度合いは果てしなく深いものだった。
その極みがこの一局にあらわれ理解不能状態のHMワールド(Habu Moriuchi)確立に至ったのか?

対戦成績で押されていた森内が先勝したことで、シリーズの興味は一層高まった。次の二局目にもし森内が勝つようなことがあれば流れは一気に森内になるだろうが、そんなことを許す羽生とは思えない。先手が勝ち続け最終局に縺れ込むような激しいシリーズになってほしい。

森内俊之(もりうち・としゆき)九段は神奈川県横浜市出身の1970年10月10日生まれの40歳。勝浦修九段門下。1987年5月、16歳で四段。棋士番号は183。2002年、初タイトルの名人を獲得。2007年、十八世名人の資格を得た。タイトル獲得は竜王1、名人5、棋王1、王将1の計8期。棋戦優勝は12回。A級・名人は連続16期。

羽生善治(はぶ・よしはる)名人は埼玉県所沢市出身。1970年9月27日生まれの40歳。二上達也九段門下。棋士番号は175。
85年12月18日、中学3年の15歳で四段昇段。89年に初タイトルの竜王を獲得。96年2月に史上初の七冠王となった。
2007年12月に最年少、最速、最高勝率で通算1000勝を達成。08年、十九世名人の資格を得た。タイトル獲得は計78期。名人は通算7期。棋戦優勝は計37回。オールラウンドプレーヤーで、さまざまな戦型を指しこなす。名人・A級は連続18期。

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陸奥国府を襲った西暦869年貞観年津波(じょうがん)、過去に学べなかった東京電力

3代実録(日本紀略、類聚国史171)の貞観11年5月26日(西暦869年7月13日)の記録に、 次の注目すべき災害の発生が記されています。「陸奥国地大震動。流光如晝隠映。 頃之。人民叫呼。伏不能起。或屋仆壓死。或地裂埋殪。馬牛駭奔。或相昇踏。 城郭倉庫。門櫓墻壁。頽落顛覆。不知其数。海嘯哮吼。聲似雷霆。驚濤涌潮。 泝徊漲長。忽至城下。去海数千百里。浩々不辧其涯俟矣。原野道路。惣為滄溟。 乗船不湟。登山難及。溺死者千許。資産苗稼。殆無孑遺焉。」  内容は、光を伴った鳴動と共に大地震が起き、 次いで押し寄せた津波は平野の奥深くまで侵入して陸奥国府の城下まで達し、 1000名を越す犠牲者が出た、と解読されます。

東北大学大学院理学研究科教授の箕浦 幸治さんが、報告しています。

相前後して、東北大災害制御研究センターは1日、仙台市青葉区の同センターで東日本大震災に関する報告会を開き、今回の津波について、仙台の沿岸部で過去最も大きな被害を出したとされる869年の貞観地震津波と同規模と報告しています。(河北新報)

ビデオやカメラなど映像を記録する術の無かった当時、文字により必死に大津波の惨状を伝えようとした思いが文章から伝わってくるようです。千年以上も歴史を遡った記録を史実と受け止めるのか、誇張された語りととらえるのか難しいところですが、今回の東日本大震災は、まさに貞観地震津波が史実で、それと同規模の被害をもたらしたことがわかりました。

そして、以前原発の耐震性評価のための専門家委員会の中で地質学の専門家である独立行政法人「産業技術総合研究所」(茨城県つくば市)活断層・地震研究センターの岡村行信センター長が、869年に三陸沖を震源とする貞観(じょうがん)地震が発生した際、大津波が仙台以南にも押し寄せたと指摘していたことも掘り起こされてきました。このあたりの経緯は白老の自然情報さんのブログが詳しく伝えています。

また被災地の状況を日々伝えられている田力ブログ2さんの昨年12月の記事によると、「仙台市では平成17年度に宮城県沖地震により想定される津波の遡上シュミレーションを行っており、これによるとやはり海岸から5km程度、津波が遡上する結果が得られている」と、地元では今回の津波を起こりうる被害ととらえ研究されていたようです。

万が一にも事故を起こしてはならない原子力発電、この福島の事故も津波の大きさを千年の時間のスコープでとらえたならば、発電所設計に活かせたと思います。今回の問題も非常電源が水につかって作動させることができなかったのが大きな問題といわれていますから、多分数十億円規模の追加投資を行い津波をかぶっても非常電源の動作を確保できるようにしておけば今回のような最悪の事態を防げたと言えないでしょうか?

前記事でも想定外と言ってはいけないと書きましたが、想定すべき過去の事例があったのです。

過去に学べなかった東京電力、過去に素直に目を向ける大切さを見失っていたと言わざるを得ません。
 

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被災者を愚弄する「東電社長が緊急入院」、危機管理に無能だったと正直に公表すべきだった!

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東京電力は30日、清水正孝社長が入院したと発表した。東電によると、入院したのは29日夜で、高血圧と極度のめまいが原因という。福島第1原子力発電所に収束の見通しが立たない中で、トップが入院するという異例の事態となる。
 清水社長は16~21日の5日間、心労による体調不良で、東電内に設置された原子力緊急時対策本部を外していた。清水社長は東電の対策本部の本部長で、政府と東電で立ち上げた福島原発事故対策統合本部の副本部長を務めているが、13日の記者会見を最後に、公の場に姿を現していなかった。

このような非常事態・緊急事態にトップが入院とは何を考えているんだ! このような対応をしていたら血圧くらい上がるだろう。真相は、あまりの危機管理・リスクマネジメントに無能ぶりを見せつけたための交代いや目眩ましだろう。 お飾りか天下りか知らないが、テレビ画面で一目見た瞬間、この社長じゃダメだと感じたのが不幸にも的中してしまった。

「その組織の原動力となる人材には高い倫理観や社会的使命感が求められます....社長 清水正孝」

おいおい、ブラックジョークなんですね??

 その社長に続いて、出てくるこの会社の経営陣の面々のひどさも印象的だった。
これが日本の超一流企業と巷で言われている会社の経営層と見せつけられると、怒りを通り越して背筋が寒くなってしまった。

病気で入院などと政治家のような理由を述べずに、はっきりと「無能だから」と正直に伝えるのが被災者に対する対応だろう!

この会社にしてこの被害あり、決して未曽有の想定外と片付けてはいけない、原因があって結果がある。
大変な教訓を日本社会に残した災害だと感じている。

[参考] Reuters 特別リポート:地に落ちた安全神話─福島原発危機はなぜ起きたか

企業として取るべき行動の不備は、地震後の対応でもはっきりと表れた。今回の事故後、清水社長は地震発生2日後に記者会見を行っただけで、あとはまったく公の場所に現れていない。同社広報は「事故の陣頭指揮を取っている」と説明したが、一時、過労で統合本部から離れていたことも明らかになった。統合本部に入っている政府関係者は「リーダーシップを発揮しているようには見えない」と打ち明ける。清水社長は資材部門出身で、「原発事故の処理ができると思えない」(電力会社関係者)との指摘もある。こうした対応に、経産省からも「電力自由化の動きが進まず競争がないため、経営規律が働いていない」(幹部)との声が上がっている。 

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羽生名人NHK杯史上初三連覇、糸谷五段リベンジならず

Ruru1301192760855羽生名人がNHK杯三連覇を目指し、また昨年の決勝戦でその羽生名人に涙を飲んだ糸谷哲郎五段が「リベンジ」と言葉にして挑んだ決勝戦、将棋ファン注目の戦いとなりました。羽生名人は、あの長沼洋七段との敗戦(2008年2月3日)以来NHK杯では負け知らず、考慮時間の短い対局でこの連勝は信じられない記録だと思います。
糸谷五段も、晴れ舞台で実力を完全に封じられた手痛い敗戦から、虎視眈々今シリーズを駆け上がった精神力は素晴らしいものです。見ごたえ充分の一局の解説は、森内俊之九段、好きな解説者のひとりで舞台装置は万全いざ戦いへ。
一手損角替わりから早繰り銀という布陣、超急戦にも持久戦にも持ち込める幅広い選択肢の戦いになりました。その選択は先手の羽生名人の手にありましたが、後手の王の固め方が難しいと考えたのか急戦を避けつつ好手順で自王の守りを固める持久戦に持ち込みます。しかしながら自玉が十分な囲いとなると一転、持ち角を3七に打ち据え一気に攻めを加速させました。このあたりのスピードを自在に操る術が羽生名人の真骨頂、糸谷五段もその角を逆に攻める中盤に突入しました。一歩も引かない応酬の末激しい駒の交換となりましたが、歩切れの羽生名人、ここから相手の飛車を攻めます。飛車が詰められた糸谷五段は3七にできたと金を引いて飛車金交換に応じつつと金を3五まで引きつけ自玉を手厚くする粘りの形に持ち込みましたが、この構想よりも飛車をひとつ3四に引いて▲4五金に△2三角と打って敵の飛車に狙いをつけて反撃に転じる変化も有力だったのでは?と森内九段の解説、このあたりが勝負の岐路だったのかも知れません。終盤その粘りを強化し一時期糸谷五段に逆転の目もあったようですが、的確に寄せた羽生名人、勝負強さを見せ勝利を勝ち取りました。

NHK杯難攻不落の羽生名人、来シーズンも彼を中心に回るNHK杯になることは確実、打倒羽生を達成する棋士は登場するのか楽しみになりました。
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このNHK杯戦トーナメント、矢内理絵子さんの司会は前年度に続き2年目を好評の中で終了。強くてさらに美人、将棋ファンにとっては毎週拝顔するのが楽しみでしたね。
さらに今年からは対戦前の対局者にインタビューをするという新趣向を導入、これもまた素晴らしい企画でした。司会は今回で終了し、来期からは対局に専念するのではないか?と思います。(もう一期司会継続ですね)毎週司会をつとめるのはやはり大変だと思いますが、既に見事A級復帰も決めていますし来期は司会と対局の両輪で集中しタイトルをとりにいく活躍をみせていただきたいと思っています。期待していますご苦労さまでした。

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東日本大震災、雄弁に語る日本のプライド

あまりの大災害のため、ブログの更新が途絶えてしまっていましたが、この厳しい時間の中で様々な人たちの誇り・プライドを見てきました。
なんといっても被災者の皆さんの整然とした対応。この光景を目の当たりにした海外メディアの驚き・反応がまた日本人にとって驚きとなりました。
ただこの東北・北関東の人たちの力強い対応力、強い連帯感、強靭ながまん強さ、もし自分たちが同じ境遇に遭ったら、見習えるだろうかと問うと自信がありません。この被災者の方々の日々のシーンは、雄弁に日本人の日本人たるプライド、他国に無い素晴しい国民性を語ったと思います、特に偏向した反日思想教育を受けている中国人にとっては驚きの連続だったようです。

一番感動的だったのは、被災のため地元の高校生コーラス部が大会に出られなくなり、代わりに避難所を訪ね避難している方々の前で歌を披露したこと、カメラの前でも、感動して止まらない涙を流す女性。心のこもった歌の力、素晴らしいです。

 またFukushima50と、こちらも海外メディアに命名された福島原子力発電所の事故に現場で立ち向かう勇敢な技術者・作業者の方々。日本人の持つ職業意識、使命感ということもありますが、さらには自分たちで築いてきた発電設備に対するある種の愛着というか、長年に渡り電力を供給することで日本を支えてきた発電設備に対する誇りもあると思います。ある種、同胞・同士の最後をきちんと見届けてあげたいという気持ちもあるのではないでしょうか?
もちろん、プロ中のプロですから、どこまでが放射能の危険の限度なのか、外部の人たちに言われるまでもなく、自分独自で見極めが出来ていると思います。巷で言われる命を賭したKamikazeの時代では、ありません。冷静に見極め、対処していると信じています。このあたりは現場感覚が無い部外者にはわからない点でしょう。

このような名もない無数の、無言ながら姿勢が雄弁に語りかける日本のプライドを再発見しました。
一刻も早く復旧することをお祈りいたします。20mai00384194


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苦節三年、森内九段がA級最終戦を制し名人戦七番勝負に名乗り

第69期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終9回戦全5局は2日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で一斉に指され、森内俊之九段(40)が7勝2敗で羽生善治名人(40)=棋聖、王座=への挑戦権を得た。羽生名人と森内九段はともに永世名人の資格をもつ。有資格者同士による名人戦七番勝負は25年ぶり。4月7、8日、東京都文京区の椿山荘での第1局で幕を開ける。

Aaaa
 挑戦権の可能性があった森内俊之九段と渡辺明竜王、勢いから渡辺竜王が少なくともプレイオフに名乗りを上げるのではないかと見ていましたが、歴代名人の一人丸山忠久九段(40)が名人位の厳しさを示し、A級を一気に通過して名人に挑む高速路線に、見事ストップをかけました。
Aaaa1
 野に下った森内九段の怖さというものを以前指摘させていただきましたが、苦節(?)3年、さすがです思ったよりも短期間で大舞台に舞い戻ってきました。
最終戦で戦った久保利明二冠(35)とは、ここ10局の対戦を見ますとほとんど勝てていなかった相手だったんですね。森内九段としては、珍しく苦手な相手だったのですが、本来の粘り強い攻守を披露、難局を勝ちきりました。(そういえば2008年の近鉄将棋まつりも森内さんと久保さんの記念対局でした)
 驚いたのは、終局後のテレビ画面で見せた疲労の様子。勝利のうれしさが全く見られない疲労困憊の表情、この一局が計り知れない重い戦いだったことを垣間みせました。

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 ファンとしては、もうひとりの渡辺竜王にも勝ってもらい、森内-渡辺のプレイオフを見てみたい気持ちもありました。
例えば二年前のNHK杯将棋準決勝、新旧二人の対戦は一歩も引かない火花が散る急戦矢倉、見ごたえのあるリング中央での打ち合いで視聴者を堪能させた一戦、そのような一局で雌雄を決する一局を期待していました。

来年度こそ、竜王が順位として二番手、本命になり名人に挑むべく期待してやみません。

またA級陥落となった、木村一基八段/藤井猛九段。お二人とも個性的な戦いでファンの多い人気棋士、特に木村八段は先日の朝日オープンで優勝しており、上潮ムードだったのですが、A級戦は一味違う勝負なのですね。A級から外れるのは惜しいお二人ですが、すぐに戻ってこられることを期待しています。


4月からの七番勝負、積年のライバルであり永世名人同士、重厚で重層な戦いを見せてくれることを期待しています。

[参考] 直撃インタビュー! 森内俊之九段


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マイセン磁器の300年展

Vvvvサントリー美術館で開催されている「マイセン磁器の300年展」に行ってきました。平日でしたが、多くのお客様が来られていました。マイセンというブランドとその歴史が丁度300年になるということで見事なコレクションが披露されるということで期待が高かったと思います。またNHKの日曜美術館でこのマイセンの特集が柿右衛門さん出演で放映されていたことも集客を高めていた一因と思います。
なにしろ、日本や中国は陶磁器のお膝元、このマイセンも元々中国の白磁器を模倣することを目指して研究を重ねた結果、技術を確立し今に至っています。青は藍より出でて藍より青しではありませんが、アジアの技術を基盤に欧州独自の技術・文化を盛りこんでつくりあげたのがマイセンワールド、展示品を見ていて陶磁器の世界にドイツ的な分析技術・精密加工技術を組み合わせて構築した独自性を実感しました。

今でも柿右衛門とマイセンの間では交流が続いていて、切磋琢磨しているとのこと。この国際交流からまた新たな芸術の世界が広がってほしいものです。

  

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源氏物語、読破チャレンジ、again

振り返ってみると、2007年瀬戸内寂聴さん現代訳の源氏物語読破に挑戦しながら、途中で頓挫したほろ苦い経験があるのですが、今回iPhoneの豊平文庫アプリをインストール、無料の青空文庫の何を読もうかなぁと逡巡していて思い至ったのは、なぜか源氏物語でした。それも与謝野晶子訳。どうかなぁと少しずつ試し読み、意外と読みやすい。あれよあれよと三巻の空蝉まで読み終えました。今は、夕顔の半分くらいまで進んでいます。
隙間時間で読めるのと、本自体を持ち運ばなくて良いエコシステムの恩恵で読み進めやすいですね。もちろん作品自体の面白さは必要です。
この与謝野さんの訳を読んで、また瀬戸内さんの訳ももう一度読んでみたくなりました。

とにかく、まずは読了再チャレンジ、このブログでも進展を随時報告していきたいと思っています。

瀬戸内寂聴の源氏物語

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里見香奈女流名人 名局で、防衛成功!

里見さんの名局で名人位防衛。飛車を取り合った際に遊んだ銀を、忙しい応酬の中で引き寄せた一手▲6七銀(85手目)、この大局観が素晴しかった。こんな手が指せたら将棋は楽しい。清水さんも最善の切り込み、清水優勢と思われた終盤でしたが、鋭く切り返し即詰めに討ち取った。祝防衛

[参考] 前期の様子、第36期女流名人位戦五番勝負、第一局里見が石田流で棒金を粉砕

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湯呑、安田宏定作

Cup久しぶりに京都でお買い物、その際に四条高島屋の工芸サロンをぶらりのぞいたのですが、安田宏定さんという若手アーティストの作品展(陶 安田宏定展)が開催されていました。そこにはなんとご本人が。まだ28歳ということで作品を作り始めてからまだ三年、そんな浅いキャリアーの方が、由緒ある四条高島屋で個展を開くことができるのでしょうか?
 作品を見ますと、なるほどなんとも面白い造形、エッジのつくりが薄く個性が光る。土の生地もオフホワイトよりももっと濃く落ち着いた褐色、ひとめ載せられた料理が際立つように思えました。ご本人に伺うと少し鉄の含まれた土を使っているとのこと。窯は信楽なので、「信楽焼きですね」と伺うと「信楽焼きの方々に失礼です」と。確かに正当な信楽焼きとは異色な個性。中には、角をちぎって折り曲げたり、若い危うさのような動きが内在する作品も。
 奇妙に惹かれ、お値段の設定も手ごろだったため、ひとつ買ってみようとご本人の解説を伺いながら選定。写真の湯飲みを購入させていただきました。1200円でした。鉄の含まれた土の色合いが、「焼酎にも合いますよ」と安田さん。まだお茶飲みにしか使っていませんが良い感じ、お茶の味わいが引き立つようです。ただ生地が薄くできているのでたくさんお茶を入れすぎると持つ際に熱いです。是非焼酎にも使ってみたいと思っています。

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第4回朝日杯将棋オープン戦、木村一基八段が竜王・名人を連破し初優勝

第4回朝日杯将棋オープン戦、木村一基(きむら・かずき)八段が準決勝で渡辺明竜王、そして決勝戦で羽生善治(はぶ・よしはる)名人を連破し見事優勝しました。いままで新人王戦に優勝していましたが、全棋士参加棋戦では初優勝となりました。

準決勝に残ったのは、名人を含むA級棋士同士という重量級の組み合わせとなりました。準決勝は、羽生善治名人(40)―郷田真隆九段(39)、渡辺明竜王(26)―木村一基八段(37)。

この日は、京都に出かける用事があったため、iPhoneからの観戦。準決勝は、渡辺明竜王(26)―木村一基八段(37)に注目、珍しく相矢倉の戦いでしたが、終盤竜王が詰めを目指したのですが、際どくかわし、木村八段が決勝に勝ちあがりました。

決勝は、羽生善治名人(40)―木村一基八段(37)。なんとこの二人は、超一流同士としては珍しく、研究会を一緒に行っているといいます。戦いは角換わりに。そして先手木村の▲9五歩を誘い、後手から攻め込む流れに。渡辺明竜王が大盤解説に呼ばれてから、難解な終盤に。「先手玉に詰めろがかけにくい。端が生きてくるんですね」(行方八段)と、90手を超えても優劣不明。解説出演終了時間となった竜王が、「もっと居たい」と、最後まで延長。▲3六桂△同角成と桂馬をただ捨てし相手の角を逸らしたのが妙手。常に立ちはだかっていた羽生を見事に打ち破りました。

そういえば、準決勝でも「べらんめえ」手つきで歩頭に△8五銀というただ捨て鬼手で一手を稼ぎました。

捨てる神あれば拾う神あり。すごい大熱戦、この優勝は長く記憶に残るでしょう。おめでとう。


木村一基(きむら・かずき)八段:千葉県四街道市出身。1973年6月23日生まれの37歳。故・佐瀬勇次名誉九段門下。97年4月、四段。2007年4月八段。タイトル戦登場は4回。棋戦優勝は新人王戦と今回の朝日杯将棋オープン戦の2回。


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久保2冠、タイトル戦序盤は若手チャレンジャーに対し優勢な勢い

久保利明2冠が、渡辺明竜王・豊島将之六段という次代を担うと目される若手チャレンジャーの挑戦を同時進行で受けていますが、どちらのタイトル戦も白星が先行し、一歩リードし今のところ優位な戦いを見せています。
もちろん、最後まで進まないことには、結果はわからないのですが、挑戦者として駆け上がってきた若手の勢いを止め貫禄を見せたのは事実です。

久保2冠が独自の得意戦法を持っていること、そしてその研究範囲に両挑戦者とも、逃げずに飛び込んでいっていることがこの勝敗の結果になっていると思います。
アーティスティックな久保にとって、秘術を駆使する羽生や佐藤(二人に一日に二回負けた日)よりも、ストレートな戦いで汲みしやすいのでしょうか?

チャレンジャーは対久保の対応策をどのように見せるか、新感覚の秘策はあるのか、それとも定跡からの微調整で細い道を渡り対応するのか、タイトル戦の中終盤が楽しみでなりません。


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A級8回戦一斉対局 渡辺明 vs 谷川浩司戦、世代を超えた熱戦を追った

今日、もちろん全ての対戦が将棋ファン注目の戦いですが、当方にとって渡辺-谷川戦が、なんといっても大注目の一番です。 渡辺にとって、森内九段にはすでに勝利を収めおり、今日の谷川、そして最終戦の丸山といった歴代名人を打ち破って、本丸の羽生に挑む。そんな青写真が描かれている道を、想定どおりに歩むことができるのか。 その若武者の野心を打ち砕き歴戦の名人が厳しさを示すのか?自身の若いころの勢いを重ねつつも、その勢いを跳ね返すことができるのか?  世代に渡る熱戦を期待してやみません。
と、名人戦速報サイトに、観戦の見所を書かせていただいた後、渡辺明 vs 谷川浩司戦をライブ観戦してTwitしていきました。以降、列記していきます。

[渡辺-谷川戦:1] ひぇー谷川先生、ゴキ中ですか。意外でした。でも冷静に考えたら選択肢のひとつでしたね。
[渡辺-谷川戦:2] 上座に座る渡辺は、すぐにゴソゴソとティッシュを取り出し、大きく鼻をかんだ...ということです、落ち着いてますね。
[渡辺-谷川戦:3] 本局の観戦記は、毎日新聞が上地隆蔵さん、朝日新聞が大川慎太郎さん....二つの新聞で別々の観戦記が読めるんですね
[渡辺-谷川戦:3A] 後手の飛車が召し取られる変化もあったけど、無事に戻りました。代わりに先手の銀が前進盛り上がり開始。
[渡辺-谷川戦:4] 後手△5四歩と、切った飛車先の歩を打ちました。うーん谷川先生の棋風と合わないように思えるけど、いいのだろうか?
[渡辺-谷川戦:5]歩越し銀には歩で対抗、30手で昼食休憩に入りましたね。渡辺 とんかつ+ライス・味噌汁セット、谷川 肉なん定食(そば)、関西将棋会館の下のレストランのメニューかなぁ?
[渡辺-谷川戦:6] 昼食後、先手渡辺先生、三筋の歩を突きました。谷川先生も躊躇無く同歩、そして同銀、一直線の進行です。
[渡辺-谷川戦:7] 谷川先生、△5四飛車と浮きました、ここまで昨日のC2級で似た手順の将棋があったということです。すごい勉強。
[渡辺-谷川戦:8]谷川先生、 48手目、悠然と端歩を突き越しました。優位を主張しているのか、それとも有効な手が無いのか?
[渡辺-谷川戦:9] お互い位を取り合っています。予想以上に長い戦いになりそうですね。谷川先生が時間を使っているのが気になります。
[渡辺-谷川戦:10] 谷川先生、銀冠に発展させる予定なんでしょうか? 隙が生まれるという声がありますが、なんとなく納得します。 いずれにしろ開戦は遅くなりそうです。
[渡辺-谷川戦:11] 大盤解説の予想通り、谷川先生が飛車を切り、馬をつくり自陣へ。中盤の面白いところで関西将棋会館、盛り上がっていますね。
[渡辺-谷川戦:12] 中盤から終盤に差し掛かって、激しさを増していますね。▲5三歩成り、控え室の検討を上回る手順が出たか? 対局者には違う世界がみえるのだろうか?
[渡辺-谷川戦:13]谷川先生の残留が確定しました、三浦八段が負けたからです。この渡辺戦もいまだ戦いの渦中ですね。
[渡辺-谷川戦:14]ここから自宅twit。どうなっているの、最終盤、116手、後手△8七金、一手すきかもしれないけど、後手王もあやうい。必至逃れの必至がかかったりして。
[渡辺-谷川戦:15] 大熱戦でしたが、渡辺竜王の勝ち、谷川先生力強い戦いでしたが負けました。
1111
振り返ってみて、一番印象的だったのが図の局面。後手の谷川先生が△6七歩と迫ったのに対して、▲8六歩と懐を広げながら将来の王頭攻めも狙った「格調高い」一手。結果的にこの八筋からの攻めが先手を勝利に導いていきました。
終盤はTwitしている暇もなく画面に見入っていました。
さすがにA級のトップ棋士の戦い、含蓄のある手が多く素晴らしい一局でした。楽しめました。谷川先生は「光速ノート」で早速この戦いを振り返っています。(この敗戦を振り返って公表する先生の姿勢に頭が下がります)
渡辺竜王にとっては最終戦の丸山戦、昨年A昇級を決め一期で名人挑戦に名乗りを上げるのか、重大な一局になりました。

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吉村昭『間宮林蔵』


シャナ(紗那村)、ナイボ(内保村)、フレベツ(振別村)と言った、北海道の地名を彷彿とさせる響き、サハリン=樺太という土地はしかし日本の支配下にあった戦前の人とその時代を体験していない戦後の人との意識では全く異なります。 江戸時代、当時原住民が実効支配していたその地を探検し、世界で初めてサハリンが島であることを発見した日本人が間宮林蔵でした。

郷里の近く、日本最北端の地・宗谷岬から稚内に向かう緩やかな湾の中に、間宮林蔵の石碑(間宮林蔵渡樺出港の地)があります。
子供のころは、その前の道路を通るたびに両親から氏が立派な人だったと教えられたものでした。昔の教科書には載っている偉人、現代の教科書にもまだ載っているのでしょうかね?
教科書には載っていないとしても当地稚内では当然ながら有名な人物です。

晴れた日には、樺太の島影がはっきりと見えるその石碑の地から間宮は樺太を目指したのでした。

その目的は幕府の命を受け、樺太が島なのか中国大陸と陸続きの半島なのかが、世界地理上の最後の謎とされていたからで、それを解明することは国防的に重要なことだったのでした。
この樺太の地理の謎については、当時の列強オランダやソ連の探検家たちも我先に解明しようと挑んだのですが、いずれも中国大陸との海峡が水深1メートルという浅瀬と鬱蒼とした深い森そして極寒の気候が探検家の接近を拒絶しつづけたのでした。

そんな時代、幕府の令にてアイヌを引き連れ命がけで樺太を探検した彼はついに樺太が島であることを発見したのでした。

この農民上がりで、しかしながら健脚で頑強な体と強い精神力を持った彼の一生を著者は緻密な調査で丁寧に追っていきます。

間宮も一度では成功せず二度にわたり探検をします。極寒の気候、現地人(韃靼人)との交流や支援の必要性から、生活に慣れたアイヌの協力が必要でした。彼らと生活を共にしていた間宮はアイヌ語も話せ、彼らの協力を得ることが成功のカギでした。

ただし、この世界初の発見は、鎖国下の日本から諜報家であったシーボルトの手を経てヨーロッパへと渡りそして世界に広められたというのは皮肉でした。
後年開国後にヨーロッパの文物がもたらされた明治期の日本に、地図にしるされた形で「間宮」の名前は戻ってきたのです。
綿密な取材と、素晴らしい構築力で歴史を眼前に甦らせてくれる一冊でした。

[参考]
間宮林蔵の世界へようこそ
本と映画、日記のblog ・・・おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざなれば(徒然草)-吉村昭 間宮林蔵

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景勝のシーライン、湘南国際マラソンを走破

Shonann生まれて二度目のフルマラソン・湘南国際マラソンを完走しました。 完走と言いましたが、前回(2007年の福知山マラソン)同様フルマラソンの距離に打ちのめされ、走りを中断、途中から歩いてしまいました。大磯ロングビーチをスタートし西湘バイパスを一路江ノ島を目指して冬ながら無風・晴天、まぁかなり乾燥していて注意報が発令されていましたが、それなりのランニング日和の中を沿道の声援を受けながら走り、折り返し点を越え湘南の海に浮かぶ見事な富士山の風景を楽しんだ後の28km過ぎ、左足の親指がシューズの内壁に突っかかって痛みが生じたのでした。走り続けた熱で足が膨張したのだと思います。親指に走る激痛、その痛みに耐えながら一キロ少々走ったのですが、その痛みの影響でランニングフォームのバランスが崩れたためか、膝にも痛みが出てきてさらに太腿の筋肉も石のように硬くそしてだるくなりました。ついに走りを止め路肩に止まって、靴の紐を締めなおし左足の親指が当たるとしても強く当たらないように、痛みを緩和できるように調整しました。どうにか痛みを軽減できたのでまた走り始めました。しかしそのため、靴紐の左右の締め付けバランスが異なってしまい走りのバランスが崩れたのと、一旦歩いてその楽チンを経験してしまうと人間は中々元の苦しさを継続できなくなってしまうのです。そんな精神的な弱さがモロに出てしまうのがマラソンです。


Dscf4041前回同様、4時間半で走ることを目標にしていたのですが、もろくも崩れ、五時間以内を目標にスイッチ、一旦歩くと太腿の筋肉痛が襲い掛かってきます。三分歩いて7分走るというミックス作戦に切り替えました。
歩くまでは、1キロ6分ちょっとのペースだったのが、このミックスに切り替えてから1キロ8分半から9分くらいに、なってしまいました。一キロずつこなすのが、なんとつらいことか。
上のiPhoneアプリRunkeeperのグラフにスパイクのようにパルス状になっているのが歩いた記録、機械は無常にも正直です。


Dscf4047
嬉しかったのは、完走の証のフィニッシャーメダルをもらえたこと。そんな賞があるとは思っていなかったので首にかけてもらって、疲れがスーッと引いていきました。これを期にもう一度、フルに挑戦する気になってきました。



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[140レビュー] 初手▲6八王 マイナビ女子オープン準決勝 斎田晴子女流 四段-石橋幸緒女流四段

石橋vs斎田戦、宣戦布告初手▲6八王にもたじろがず悠然とゴキ中に組立てる斎田、女流棋会両重鎮による熱戦。マイナビ杯は高賞金でプロなら是非獲得したいタイトル。序盤から力戦になだれ込む。攻める石橋に対して守り駒で反撃の斎田。王が薄くなり強く踏込めず。的確に寄せ石橋が勝利。

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駅 STATION -- 高倉健

高倉健さんの映画は、セリフが少ないし気の利いたセリフもないので、よほど気分が盛り上がった時にしか見ないのですが、この寒い冬の風に誘われて見てみました。 
「駅 STATION」、実は八代亜紀さんがラジオ番組に出ていてこの映画を紹介していたのがきっかけ、彼女の名曲・舟歌がメインシーンでたっぷりと使われているんです。
ストーリーとか含蓄とかは横においていい映画、北海道の冬のシーンの美しさ・駅・ディーゼル車、高倉さんと倍賞千恵子さんの表情・語り、そして舟歌が流れる、懐かしい昭和ってこうだったなぁと感慨深い印象が残るだけで十分な映画です。

高倉健さんは、語っています。「主役を好きになれないと演技ができないんです。鳥肌が立つ、それがないとダメなんです。なぁなぁでとっていたりすると心に残るシーンは撮れないんですよね。」
「好きなスタッフに見つめられる時に、ブルッと震えますね」、カメラを向けられ囲まれて自分の演技をさらけ出す、降旗康男監督への信頼とその期待に震える撮影、その深さが映像美と重なり独特の映画世界を築き、時間を30年巻き戻してくれます。


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関西将棋会館道場にて指し初め、久保2冠の指導対局も観戦

219294782関西将棋会館道場にて指し初めに行ってきました。第一局、相手は三段の腕前、四間飛車を選んできました。こちらは急戦を目指しますが、相手が受け主体だったため中央(五筋)の位を確保、袖飛車から角頭を攻めます。飛車角交換に持ち込み攻めも続いたのですが、相手の二枚角がなかなかの迫力。これを押さえ込めるかどうかが、勝負のポイント。しかし相手は銀桂を集中させ殺到の構え。押さえ込むことは困難となったため寄せ合いに持ち込みました。これが奏功してどうにか勝利、年初の幸先の良い一勝となりました。
この日は久保利明二冠が指導対局の日、二時ころになったので四階に行ってみると三人の方が教えていただいていました。そのうちの一人は女の子、いいですねぇこういう若い女の子が将棋を指す姿、がんばってほしいものです。また著書「久保利明のさばきの極意」のサイン会も行っていたようです。
219346746もどって第二局、相手は二段、戦型は角替りでこちらは後手で腰掛銀、先手の相手は繰り出し銀の体勢。こちらは6四に自陣角を打ちます。この角を軸に飛車を切って馬を作る強攻を仕掛けました。うまく成果を挙げたのですが、相手は自陣飛車を打って強守。中盤で銀・香の使い方が非効率だったようで、攻めあぐねました。逆襲にあい際どかったのですが競り負けました。惜しい敗戦でした。

第三局は、研修生の服部君という三段の子。多分小学生だと思うけど、強い。横歩取りから飛車を切る変化で責められ、定跡をうる覚えの当方はあっというまに攻めこまれる。短手数で敗退。研修生だけあって、さすがに定跡の勉強がすごい。短手数でしたが今日一番印象に残った対戦でした。彼はがんばってプロになれるのでしょうか? がんばってほしいですね。(終局写真ナシ)
219366408第四局の相手は二段、石田流向かい飛車から、攻め込まれ角損の序盤。まずい流れだったのですが、どうにか相手の飛車を捕獲でき、中盤で盛り返し。相手のミスもあり、逆転できました。

最後の第五局(終局写真ナシ)、初段の方でごきげん中飛車で向かってきます。この将棋も中盤で一気に不利に。飛車でポロポロ駒を取られたのですが、こちらから二枚の角で圧力をかけます。それがどうにか成果を挙げ始め、流れは五分に。終盤は飛車を捨てて、美濃囲いに迫ります。際どかったのですが、即詰みに仕留めることができ大逆転勝ち。

この日は結局、三勝二敗の結果。久しぶりの道場なので、まずまずの成果ということにしましょう。
なお将棋世界持参で対局料が半額になる(一回だけ)のでお得でした。

関西将棋会館は、お客さんがたくさんで活気がありました。王将戦の関西対決もあり、関西の将棋界は今年も元気です。

久保利明のさばきの極意

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価格:1,050円(税込、送料別)

[PS] 服部慎一郎くん、小学館学年誌杯争奪 全国小学生将棋大会で大活躍したね!

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最古の将棋盤が出土! 出雲市高岡町 高浜Ⅰ遺跡

島根県教育庁埋蔵文化財調査センターが最古の将棋盤を出土したと発表しました。
発見された将棋盤と駒の写真も掲載されています。
従来発掘調査から、将棋の駒は多数発掘されていますが将棋盤の発掘は少なく、今回の発掘が最古のもので、推定1500年前後の時代のものとされています。
なぜ将棋盤の発掘は少ないのか? rtfの個人的な見方ですが、古代~中世において木は貴重な資源、木簡も一度使ったものをまた削りなおして何度も使うというリサイクルが行われていたようです。つまり将棋盤のような体積のある木は大変貴重で、使わなくなってからも割ったり削ったりして他の用途に転用されていたと考えられます。

今回の発掘は、中世の将棋文化を探る貴重な発見、庶民文化・芸の世界としての将棋の歴史解明が進むと嬉しいかぎりです。

長文になりますが、参考に島根県教育庁埋蔵文化財調査センターの報告内容を抜粋します。


将棋盤について
①将棋盤は破損しているため全体の1/4程度しか残存していない。現状では長さ38.1(5mmの突起含む)cm、幅8.8cm、厚さ1cmと長さ37.6cm、幅5.7cm、厚さ0.85cmの2枚の板材となっている。表面には9マスのマス目が施され、マス目の大きさは約4.2cm四方である。側面には目釘穴が認められ、脚もしくは台座のようなものを組み合わせて使用していたものと考えられる。
②将棋盤の表面には刃物等による擦痕が認められることから、将棋盤として使用されなくなった後に、まな板等の別のものに転用されたものと推測される。
③年代については共伴した木簡に「永正三年(1506年)」の記載があることと、AMS年代測定の結果では15世紀半ばの値を示していることから、15世紀中葉~16世紀初頭頃と考えられる。
3)意義
①今回発見された将棋盤は共伴する遺物や自然科学的分析から15世紀中葉~16世紀初頭と推定され、現在確認されている将棋盤としては最古の出土例となる。
②将棋の駒の出土例は奈良県興福寺旧境内や福井県一乗谷朝倉氏遺跡など比較的多く認められているが、盤については東京溜池遺跡から18世紀代の将棋盤が1点出土しているだけであり、今回全国で2例目の出土例となった。
③近世以前の将棋盤についての文献や絵図は少なく、藤原定家の日記『明月記』に盤の記述があり、12世紀末~13世紀初頭には将棋盤が存在していたと考えられている。また、13世紀初頭の『鳥獣戯画』には紙の盤で将棋を指している絵があり、紙に条を入れて盤の代わりにして使われていたことも考えられているが、その実態については不明瞭であった。今回、中世の将棋盤の発見は、盤の存在や形状等がわかる資料となり、将棋の歴史から社会史を考える上で貴重な発見といえる。

将棋の駒はなぜ40枚か

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カンブリア宮殿「特別版」村上龍×孫正義

今年も一年、過ぎていきますね。

ことし最後の読書、孫正義さんと村上龍さんの今月発刊された「カンブリア宮殿「特別版」村上龍×孫正義」です。
テレビ番組「カンブリア宮殿」での対談の内容を本にしたものです。
今月八日の発売にもかかわらず楽天ブックでは早々の売り切れ、しかたないので近くの書店で探して購入しました。
ソフトバンクの組織、若きアメリカでの日々・起業、情報革命そして日本の若者へと多岐にわたる話題で読み応えがあり、4時間ほどで読み終えました。

印象深い内容の中でひときわ記憶に残ったのが、"新しい事業を始める際、どの程度の勝算があるものですか"、という村上龍氏の質問に対し、

「新規事業に参入するときには、七割以上勝つ確立がないと参入しません。自分の中できっちり計算できたなと思ったら参入します。 」となかなか手堅い答え。

ただ、次につづく言葉が含蓄がありました。

「勝算が九割だといいかというと、そうではない。九割になるまで待つと手遅れになる可能性が高いからです。七割の時点で参入しておかないと、世界中の人たちがどんどん来てしまうからです。」

遅いんですね、それでは。

「どちらかというと日本の大企業は九割まで待つ場合が多いのです。それでいつも後手後手に回っている。九のほうが七よりいいのではないということを理解すべきです。」

rtfとしては、現代における松下幸之助や本田宗一郎と並ぶ実業家として孫正義を挙げます。
彼らが今生きていたら、この爆発的に発展するIT/インターネットの世界に攻め入り果敢に挑戦しているはずです。世界の英知を集めリスクをとって攻める、それを孫正義が行っています。液晶・電子ブック・タブレット・Itune、他社が先行することを許さず七割で攻める松下や本田の戦い方を見たかったという残念な気持ちでいっぱいですが、嘆いていてもしかたない、孫正義に続く実業家がどんどん出てくることを期待して来年を迎えましょう。


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勝手にふるえてろ by 綿矢りさ

綿矢りさ三年ぶりの小説「勝手にふるえてろ」、出版社が河出書房から文芸春秋に変わったんですね。
なりすまし同窓会の仕掛け、ずる妊娠の申請とおたく系の高齢非処女女子が忘れられない過去の男子と現実言い寄られる男子との間で、揺れ動く心理を描いた軽妙な一作。

とどきますか、とときません。光りかがやく手に入れないものばかり見つめているせいで、すでに手に入れたものたちは足元に転がるたくさんの屍になってライトさえ当たらず、私に踏まれてかかとの形にへこんでいるのです。

同時代の等身大の女の子の恋愛を描く綿矢りさの小説、どの作品も自分とカブる部分が多くて一気に読んじゃうという若い読者が多い。ちょっとしたことで傷つき、持ち直す、他人との距離感、関わり方、揺れ動く心理を話し言葉でつづっていく。

紆余曲折を経て好きというところに踏み込んでいく。

妥協とか同情とか、そんなあきらめの漂う感情とは違う。ふりむくのは、挑戦だ。自分の愛ではなく他人の愛を信じるのは、自分への裏切りではなく、挑戦だ。

愛することを挑戦と言い切る一作、愛することが若い女性にとっての大きな挑戦ともいえる現代性、新しい感覚を紐解いた一作だと思う。

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コンピューターシステム「あから2010」、清水女流王将との戦いを振り返る

コンピューター将棋が発達したことによって、将棋というゲームの楽しみ方に厚みが増してきた。嫌がらないので一局の将棋の手順を戻して指しなおしたり、変化手順に入って検討をするというのにも不平を言わず相手をしてくれる。
もちろん今年の大きなトピックは清水女流に勝った戦い、「コンピューター将棋、女流王将に勝つ」という記事がその戦いを振り返っていて楽しい。
「あから2010」というコンピューターシステムは、4つの異なる将棋ソフト「激指」「GPS将棋」「Bonanza」「YSS」が選択した指し手を受け取り、最も多い手を最終的な結論とする“合議制多数決”システムだ。演算にはインテルのXeon 2.80GHzなどを搭載した計166台からなる東京大学のクラスターマシン、およびバックアップ機など計208台のコンピューターを使用、 2007年3月、フリーソフトの「Bonanza」がトッププロである渡辺明竜王を相手に善戦したときと比べても何十倍も強くなっているように思える。
面白いのは、この合議システムで各ソフトが持っている投票権の票数が異なること。当然、持ち票の多いプログラムの指し手が採用されやすくなる。今回の持ち票数は「激指」(バックアップ機稼働分)の2.9票が最多で、合計で9.0票だったようだ。
民主的な合議ではなく実力主義というか株主による株主総会のようなシステム、これも新しい。人間同士だとこの実力主義には不満も出るだろうが、コンピューターだと怒らない。コンピューターの特質に合ったシステムだ。
結果として、人間のプロでは選択肢から外された指し手も投票で選ばれ披露された。
このようなコンピューター新手に対して、プロ棋士の判断を見るのがまた楽しい。将棋というゲームは、局面によっては選択が全く無いという場合もあれば、選択が多くてわからないというケースもある。そのような選択の多い場面でコンピューターが選ぶ手は中々興味深い。タイトル戦などでそのような局面で「あから2010」を解説者に加えてもらったりするのもありかなぁ。
「あから2010」をもっと発展させて、将棋を見る楽しさを広めていってほしいものだ。

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