習甦無念・波乱無し! BONANZA、柿木、備後、大槻、奈良が決勝進出、コンピューター将棋二次予選
二次予選最終の9回戦、習甦vs奈良将棋で習甦に序盤早々無念のプログラムトラブルが発生。勝っていれば決勝進出の大一番だっただけに、大変残念な結果でした。コンピューターも、この状況に緊張したのでしょうか? 捲土重来、来年の巻き返しを期待したいと思います。
今年は、FPGAをベースにしたりPS3を用いたりと新たな流れが見えてきました。これは刺激的なことで、選択肢を広げていく良い傾向だと思います。
そんな中でも、BONANZAの強さと反面あっけない弱さが垣間見れた予選でした。
下の局面は、rtf特選注目局面。BONANZAと習甦の一戦からです。(便宜上、先手と後手を反転されています)
後手習甦が△4七歩成りと飛車取りに来た局面。後手の飛車にもと金が当たっていて複雑な中盤の局面です。そんな中で、先手側BONANZAは、▲6三桂と金取り放った一手が、局面の流れを速める好手。金を6一に逃げざるを得ないことを読み切っています。そのため、金が離れ駒となりその後の寄せの速度があがりました。その後▲4三と△3七と▲3二とと駒を取り合ったのですが、スピードの違いが明らかになりBONANZAが勝ちました。
しかし、八回戦では大槻将棋にあっけない敗退。序盤有利になったのですがその後の攻めに精彩を欠いたものでした。穴熊とは違う薄い囲いの戦いでした。このあたりが、決勝での不安を感じさせました。
決勝戦は、各強豪が去年からどのくらい強くなったのか大注目です。
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