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「龍宮」 by 川上弘美


川上弘美さんの「龍宮」を途中まで読んだ。北斎/龍宮/狐塚/荒神/までだった。滋賀県立図書館で手にとって今日が返却日だった。あえてもう一度借りて読了しようという機にはならなかった。短編集ということもあって、一編ずつ話が完結していたことが大きいと思う。というか、完結したといえるのか? 余韻を残す著者の描き方のせいか、特段起承転結が成り立っているわけではない不思議な読後感が残る作品集だ。御伽噺とも民話とも思える展開。
小さな曾祖母。人間界になじめなかった蛸。男の家から海へと帰る海馬。台所の荒神さまといった不思議な登場人物と動物的生物。カミの世から訪れたものとの交情が描かれている彼女の創造的な作品だ。異次元の感覚を味あわせてくれた。

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