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下鴨神社 納涼古本まつりに出かけてきました

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下鴨神社の糺の森(ただすのもり)で開催されている納涼古本まつりに出かけてきました。相変わらずの強い日差しの中、糺の森(ただすのもり)に入り込むと木陰が心地よく体がリラックスしてきます。森林浴っぽいフィーリングのもと、古本を探索するのは乙なものということか、愛好家が多数来場していました。 2

会場には、宅急便のサービスや軽食・喫茶のコーナーも用意されていて至れり尽くせり。京都・大阪・奈良・岡山の各府県から35軒の古本屋さんが参加していて、選書もバラエティに富んでいました。古すぎてちょっと手で触るのがはばかられるような本からまだ出版したてのピッカピカの優良本まで、そして百円均一コーナー(たぶん最大級!)、児童書コーナー(日本最大級!)と主催者が自慢するコーナーは確かに充実していました。  どのような本が並んでいるのか見て回るだけでも、この日本という国の文化の深さが感じられて感慨深いものがあるとも思います。  
ということで、いくつか気に入った本に巡り会い、購入しました。

「大内の穴熊戦法入門」(大内延介、新星出版社)
 1979年に発行され、大内延介八段(当時)が世に広めた穴熊戦法の最初の解説本。"物理的というか、将棋の機能上というか、穴熊以上に堅固な囲いは、今後、まず考えられないでしょう"と大内がはじめにで書いています。彼のこの考察はまさに正しく30年を経た今でも最高に堅い囲いであり続けている穴熊囲いが編み出されたおかげて、それに対抗する将棋の戦法が大きく進化していきました。
当時は、そんなにまで王を堅く囲うのは潔くないと汚名をかぶせられたりしていた問題戦法でありこの書も問題書という扱いもあったでしょう。ただ歴史は答えを出しました。
この書は、この三十年の将棋の流れに大きな影響をもたらした歴史的問題書かつ名著だったと思います。
(価格--300円)

原稿用紙10枚を書く力 」(斉藤孝、大和書房)
ここのブログでの文章の書き方も、思うようにいかないなぁと勉強の必要性を感じて、購入しました。タイトルが"原稿用紙10枚を書く"と具体的だったのと比較的新しい出版というところに惹かれました。
(価格--200円)

「半導体の全て」 (菊池正憲、日本実業出版社)
今一度体系的に半導体のことを勉強しておこうと思って購入しました。1998年の発行。テクノロジー関係は進化が激しくて古い本は役に立たないことが多いのですが、ハードの世界は意外と定性的には変化が激しいわけではないので十年前の本でも相当役立つと考えました。(価格--200円)

 

「WAITING」 (HA JIN、VINTAGE U.K. Random House)

羽生の頭脳(4)居飛車穴熊と左美濃」 (羽生善治、日本将棋連盟)

新ゴーマニズム宣言special戦争論 」 (小林よしのり、幻冬社)

以上は、三冊で500円という棚から選本。いずれもきれいな保存状態でした。WAITINGはPaperbackも一冊買おうと思って選び、そして羽生の頭脳は大内さんの穴熊戦法との関連で選びました。最後の戦争論はずっと読みたいと思っていた小林よしのりさん入魂の一冊。低価格で手に入れることが出来て幸運でした。

3 専用のレジ袋まで用意されていて主催者側の思いが伝わってきますね。次回は秋に、「第32回 秋の古本まつり」と銘打って知恩院境内で行われるとのことです。また楽しみにしています。 

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