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竜王戦第一局、羽生ワールドがパリを制す

この注目の第一局・パリ対決、本当に楽しませていただきました。将棋の内容は後ほど触れるとしてスタッフのブログや望田さんの観戦記が、大変臨場感にあふれていて将棋という娯楽・文化の発信のスタイルの将来性を垣間見る思いでした。
このネットを使った楽しみ方は、もっともっと発展させることができるでしょうね。例えば、Webcamを使った控え室や大盤解説会の実況や、もし許されるなら対局場の実況も行っていただくと嬉しいですね。
また、ネットを使った次の一手を予想するアンケートや形勢判断の投票だってリアルタイムにできるでしょう。
パリという舞台のライブを見ながら、いろんな可能性が浮かんできました。時間帯もちょうど日曜日の夜が終盤の白熱した局面というのもタイムリーでした。

将棋の内容ですが、中盤の先手渡辺竜王の▲23角から龍を作って桂馬を取る二枚替えの攻めが成立し明らかに有利と誰の目にも映っていた局面で、羽生が△67歩成り・△69角と攻めたのが、大局観にかなった正解手順だったのでした。
すごいのは、相手の渡辺竜王のみならずよってたかって検討していた一流のプロ棋士の誰もが、その手順を否定していたのでした。渡辺は「その手順でこちらが不利になるんだったら、将棋そのものを根底から考え直さないといけない」というようなニュアンスの発言を正直に漏らしていたそうです。
手順に龍を作って二枚替えを成し遂げて不利になるということが、将棋の常識から遠く離れていることが不思議でならないということでしょう。
まさに羽生ワールドがパリで花開いた「羽生の名局」と思います。

この一局で、この二人の対戦の火花が激しさを増していくように思えます。頭脳と頭脳の戦い、目が離せませんしまた熱いタイムリーな情報の発信も期待して楽しみにしています。
 

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