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「コンスタンティノープルの渡し守」 by 塩野七生


「コンスタンティノープルの渡し守」は40ページ弱の絵本で、あの「ローマ人の物語(34)」という超大作を書き上げた塩野七生さんの作品です。
作品の長さに、大変な違和感がありますが、気軽に手にとって楽しめる、味わい深い塩野七生の世界が凝縮されています。コンスタンティノープル、渡し守、悲恋という三題話で書いたような珠玉の短編という感じですが、どうも1980年に発刊された本の再販のようです。
塩野さんの若かりし感性で書かれた本なのでしょうね。

この本のあとがきをよんで改めてわかったのですが、コンスタンティノープルは今はイスタンブールと呼ばれている都市。コンスタンティノープルというのは、もともとギリシャ人の帝国ビサンチンの創設者コンスタンティヌス大帝の都(コンスタンティノポリス)という意味だそうです。
ただトルコ国となった後のイスタンブールという名前も、コンスタンティノポリスのトルコ風発音とのこと。
名前の変遷が歴史を物語る土地なのですね。そこに生まれる悲恋、魅力的な物語となっています。

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