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「ジャッキーペイパーをさがして」 by 三田誠広

たぶん31年ぶりに、三田誠広さんの小説を読みました。「ジャッキーペイパーをさがして」という1993年の作品。
PPM(ピーター・ポール&マリー)が〈PUFF〉を歌っていたあの頃。それから、ながい歳月が流れて…。男二人女一人のフォークバンドを組んで、PPMのコピーをベースにプロを目指していた三人のそれからの経緯を描いたロマン小説です。
三人のうち、二人は結婚し、一人はプロの歌手になっていく。ただ女性は、その離れて行った男性に心惹かれていたこともあり、結婚式の二日前に彼を訪ねます。
それから音信を絶っていたのてすが、二十数年たったある日突然電話してきます。
また出会う三人、生活に波紋が広がり過去を振り返り、三人の生き方に影響が及んでいくことになるのです。

団塊の旗手と呼ばれている(というのをはじめて知りました)三田誠広さんの描く団塊青春ロマンということですが、青春小説とは異なり、経過した時間を逆戻しするような壮大な広がりを持たせることができるのがこの団塊小説(っていう分野があるかどうかはわかりませんが)の特長でしょうね。
楽しく哀感の残る小説でした。

31年ぶりと書いたのは、彼が「僕って何」という小説で1977年夏第77回芥川賞を受賞したのですが、その単行本を当時大学生だった時に、なけなしの小遣いをはたいて生協で購入して読んでいたことを鮮明に覚えていたからです。

主人公の「僕」は大学の新入生。時代の設定は60年代末。 いわゆる「全共闘」運動が盛んだった頃です。 「僕」はたちまち学生運動に巻き込まれるのですが、そこで 年上の魅力的な女子学生レイコに出会います。 恋愛小説としても読める青春小説ですが、 時代の風俗をしっかりと描いているため、 60年代末という歴史的にもきわめて特徴的な時代の様子が、 リアルに読者の前に展開されます。 その意味では、この時代の代表作といってもよく、この本は ベストセラーになりました。

それからもずっと気になっていた小説家の一人だったのですが、以降の彼の著作はなんとなく興味の分野ではなかったこともあり遠のいていました。
今回の「ジャッキーペイパーをさがして」を読んで、彼の小説の楽しさをあらためて認識しました。これからもたびたび手にとって見たい一人です。

『パフ』(PPM)

パフ 魔法の竜が暮らしてた
海に秋の霧 たなびくホナリー
リトルジャッキーペーパー友達で
いつでも仲良く ふざけていた

ボートをこいで 旅を続けた
大きなしっぽに ジャッキーを乗せて
王様たちは 挨拶をした
海賊たちは 旗を下げた

歳をとらない竜とは違い
ジャッキーはいつしか大人になり
とうとうある日 遊びに来ない
さびしいパフは 涙を流す

みどりの鱗 流して泣いた
桜の道を散歩もせずに
ともだちはなく ひとりぽっち
頭を垂れて ほこらへ帰る

パフ 魔法の竜が暮らしてた
海に秋の霧 たなびくホナリー


Yeah...
Puff, the magic dragon,
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee.
Little Jackie Paper
Loved that rascal Puff,
And brought him strings and sealing wax
And other fancy stuff.
Puff, the magic dragon
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee. Oh!
Puff, the magic dragon
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee.
Together they would travel
On a boat with billowed sail.
Jackie kept a lookout perched
On Puff's gigantic tail.
Noble kings and princes
Would bow whenever they came,
Pirate ships would lower their flags
When Puff roared out his name. Oh!
Puff, the magic dragon
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee. Oh!
Puff, the magic dragon
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee.
A dragon lives forever,
But not little girls and boys.
Painted wings and giant rings
Make way for other toys.
One grey night it happened,
Jackie Paper came no more
And Puff that mighty dragon,
He ceased his fearless roar.
His head now bent in sorrow,
Green scales fell like rain,
And Puff no longer went to play
Along that cherry lane.
Without his life-long friend,
He could not be brave,
So Puff that mighty dragon
Sadly slipped into his cave.
Puff, the magic dragon
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee. Oh!
Puff, the magic dragon
Lived by the sea
And frolicked in the autumn mist
In a land called Honah Lee
No...oh...Do you ever think about me anymore...no...yeah...say oh...

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