NHK杯将棋 中田功七段 vs 糸谷哲郎五段、糸谷の直線的な攻めが炸裂
中田功七段と糸谷哲郎五段は、初手合いとのことでした。前トーナメントで勝ち進んだものの森内俊之九段との対戦で強力な受けの前に敗退した糸谷五段にとっては、ぜひとも勝ち上がってトップ棋士との再戦を果たしたいところです。
一方の中田七段は、三間飛車のスペシャリストそして今売り出し中の佐藤天彦(サトウアマヒコ)の師匠、得意の戦いに持ち込んで強い関西新鋭棋士に実力を示したいところです。
先手で穴熊に囲った糸谷五段は、解説の阿部八段も意表をつかれた▲7七角から切り返しの攻めを見せます。対する中田七段も▲2四飛車のところで長考、桂馬取りを放置して攻めるという肉を切らせて骨を切るという厳しい踏み込みを見せます。
しかしながら、最終盤、将棋の教科書にのっているような手筋が炸裂、糸谷五段の勝利となりました。
感想戦の結果、▲7五桂と打たれたところで△7三金と逃げずに、攻めを継続すれば後手に勝機があったようです。
勝ち上がった糸谷五段は二回戦で、谷川浩司九段との関西決戦。関西新鋭棋士の先頭に立つ糸谷五段としては天下にその強さを示す絶好の機会。これは楽しみですね。
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