「シリコンバレーから将棋を観る」を読み終えて、そしてグローバルへ
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梅田望夫さんの最新著「シリコンバレーから将棋を観る」を読み終えました。
第一に思った感想ですが、一将棋ファンとして良い時代に生まれたということ。同時代に羽生善治・谷川浩司・渡辺明といった天才棋士の将棋を楽しめ、さらにその大先輩の中原誠・米永邦雄・加藤一二三といった強烈な個性の溢れた彼らの全盛期の対局もリアルタイムに楽しめました。
そして梅田さんというIT業界の先駆者が、同じ将棋鑑賞という趣味を持っていて、またその将棋の素晴らしさを是非広めたいという意思でこのような啓蒙書を書いてくださったことに感謝します。
この著書の中で一番印象的だったのが、渡辺明の他世代とは異質な孤独感。彼ら20代の世代は、これから間違いなく人間同士の戦いからコンピューターも巻き込んだ将棋に入り込んでいくことになるということ。
そして近い将来コンピューターから挑戦状がたたきつけられるのか、また開発しているサイドにその意気込みがあるのか、プロはそれを受け入れるのか?、どういうコンテンツが魅力的なのか?
渡辺世代にとっては、羽生世代も偉大であるが、年々発展を見せているコンピューターも脅威のはず。
将棋を知らない大衆にとっては、プロがコンピューターに負けるというのは格好のスクープになるとわかるとその実現に向けて加速度がつくはずです。
近い将来、プロ棋士は是非コンピューターをも巻き込んで、逆にうまく活用していって、将棋の素晴らしさを広く一般に見せていく工夫をして欲しいものです。
それと色々な情報をもっとビジュアライズする工夫も必要だと思っています。メジャーリーグのテレビ放送のように周辺情報を盤側に並べて見せると、もっとお手軽なファンも無責任に楽しめることが出来るのではないかなぁ?
この点、一ファンとして提案があるのですが、それはまた別の機会に。
[Ref] アマチュア強豪を連破、コンピューター将棋の激指・棚瀬将棋、歴史的快挙!
それにもまして驚いたのが、梅田さんがこの本の外国語への翻訳を自由に行って公開して良いと宣言したこと。
そしてその提案(挑戦状?)を受けて、英語とフランス語の翻訳に名乗りを上げてWebで同士を募り、信じられない異常ともいえるペースで翻訳が進んでいること。
英語の方は、連休明けにその成果を公開するとのこと。
いやぁ、これはすごいことです。梅田さんもすごければ、受けた面々もすごい。
是非成果を期待しています。まず質は問いません。翻訳は出来ないまでも、色々と注文をつけることのできる人たちはたくさんいますので。
待っています。
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コメント
あれ?梅田さんといえば・・・すごいつながりですね。
投稿: レディバード | 2009年6月11日 (木) 22時41分