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カンブリア宮殿「特別版」村上龍×孫正義

今年も一年、過ぎていきますね。

ことし最後の読書、孫正義さんと村上龍さんの今月発刊された「カンブリア宮殿「特別版」村上龍×孫正義」です。
テレビ番組「カンブリア宮殿」での対談の内容を本にしたものです。
今月八日の発売にもかかわらず楽天ブックでは早々の売り切れ、しかたないので近くの書店で探して購入しました。
ソフトバンクの組織、若きアメリカでの日々・起業、情報革命そして日本の若者へと多岐にわたる話題で読み応えがあり、4時間ほどで読み終えました。

印象深い内容の中でひときわ記憶に残ったのが、"新しい事業を始める際、どの程度の勝算があるものですか"、という村上龍氏の質問に対し、

「新規事業に参入するときには、七割以上勝つ確立がないと参入しません。自分の中できっちり計算できたなと思ったら参入します。 」となかなか手堅い答え。

ただ、次につづく言葉が含蓄がありました。

「勝算が九割だといいかというと、そうではない。九割になるまで待つと手遅れになる可能性が高いからです。七割の時点で参入しておかないと、世界中の人たちがどんどん来てしまうからです。」

遅いんですね、それでは。

「どちらかというと日本の大企業は九割まで待つ場合が多いのです。それでいつも後手後手に回っている。九のほうが七よりいいのではないということを理解すべきです。」

rtfとしては、現代における松下幸之助や本田宗一郎と並ぶ実業家として孫正義を挙げます。
彼らが今生きていたら、この爆発的に発展するIT/インターネットの世界に攻め入り果敢に挑戦しているはずです。世界の英知を集めリスクをとって攻める、それを孫正義が行っています。液晶・電子ブック・タブレット・Itune、他社が先行することを許さず七割で攻める松下や本田の戦い方を見たかったという残念な気持ちでいっぱいですが、嘆いていてもしかたない、孫正義に続く実業家がどんどん出てくることを期待して来年を迎えましょう。


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