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第4回朝日杯将棋オープン戦、木村一基八段が竜王・名人を連破し初優勝

第4回朝日杯将棋オープン戦、木村一基(きむら・かずき)八段が準決勝で渡辺明竜王、そして決勝戦で羽生善治(はぶ・よしはる)名人を連破し見事優勝しました。いままで新人王戦に優勝していましたが、全棋士参加棋戦では初優勝となりました。

準決勝に残ったのは、名人を含むA級棋士同士という重量級の組み合わせとなりました。準決勝は、羽生善治名人(40)―郷田真隆九段(39)、渡辺明竜王(26)―木村一基八段(37)。

この日は、京都に出かける用事があったため、iPhoneからの観戦。準決勝は、渡辺明竜王(26)―木村一基八段(37)に注目、珍しく相矢倉の戦いでしたが、終盤竜王が詰めを目指したのですが、際どくかわし、木村八段が決勝に勝ちあがりました。

決勝は、羽生善治名人(40)―木村一基八段(37)。なんとこの二人は、超一流同士としては珍しく、研究会を一緒に行っているといいます。戦いは角換わりに。そして先手木村の▲9五歩を誘い、後手から攻め込む流れに。渡辺明竜王が大盤解説に呼ばれてから、難解な終盤に。「先手玉に詰めろがかけにくい。端が生きてくるんですね」(行方八段)と、90手を超えても優劣不明。解説出演終了時間となった竜王が、「もっと居たい」と、最後まで延長。▲3六桂△同角成と桂馬をただ捨てし相手の角を逸らしたのが妙手。常に立ちはだかっていた羽生を見事に打ち破りました。

そういえば、準決勝でも「べらんめえ」手つきで歩頭に△8五銀というただ捨て鬼手で一手を稼ぎました。

捨てる神あれば拾う神あり。すごい大熱戦、この優勝は長く記憶に残るでしょう。おめでとう。


木村一基(きむら・かずき)八段:千葉県四街道市出身。1973年6月23日生まれの37歳。故・佐瀬勇次名誉九段門下。97年4月、四段。2007年4月八段。タイトル戦登場は4回。棋戦優勝は新人王戦と今回の朝日杯将棋オープン戦の2回。


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