A級8回戦一斉対局 渡辺明 vs 谷川浩司戦、世代を超えた熱戦を追った
今日、もちろん全ての対戦が将棋ファン注目の戦いですが、当方にとって渡辺-谷川戦が、なんといっても大注目の一番です。 渡辺にとって、森内九段にはすでに勝利を収めおり、今日の谷川、そして最終戦の丸山といった歴代名人を打ち破って、本丸の羽生に挑む。そんな青写真が描かれている道を、想定どおりに歩むことができるのか。 その若武者の野心を打ち砕き歴戦の名人が厳しさを示すのか?自身の若いころの勢いを重ねつつも、その勢いを跳ね返すことができるのか? 世代に渡る熱戦を期待してやみません。と、名人戦速報サイトに、観戦の見所を書かせていただいた後、渡辺明 vs 谷川浩司戦をライブ観戦してTwitしていきました。以降、列記していきます。
[渡辺-谷川戦:1] ひぇー谷川先生、ゴキ中ですか。意外でした。でも冷静に考えたら選択肢のひとつでしたね。
[渡辺-谷川戦:2] 上座に座る渡辺は、すぐにゴソゴソとティッシュを取り出し、大きく鼻をかんだ...ということです、落ち着いてますね。
[渡辺-谷川戦:3] 本局の観戦記は、毎日新聞が上地隆蔵さん、朝日新聞が大川慎太郎さん....二つの新聞で別々の観戦記が読めるんですね
[渡辺-谷川戦:3A] 後手の飛車が召し取られる変化もあったけど、無事に戻りました。代わりに先手の銀が前進盛り上がり開始。
[渡辺-谷川戦:4] 後手△5四歩と、切った飛車先の歩を打ちました。うーん谷川先生の棋風と合わないように思えるけど、いいのだろうか?
[渡辺-谷川戦:5]歩越し銀には歩で対抗、30手で昼食休憩に入りましたね。渡辺 とんかつ+ライス・味噌汁セット、谷川 肉なん定食(そば)、関西将棋会館の下のレストランのメニューかなぁ?
[渡辺-谷川戦:6] 昼食後、先手渡辺先生、三筋の歩を突きました。谷川先生も躊躇無く同歩、そして同銀、一直線の進行です。
[渡辺-谷川戦:7] 谷川先生、△5四飛車と浮きました、ここまで昨日のC2級で似た手順の将棋があったということです。すごい勉強。
[渡辺-谷川戦:8]谷川先生、 48手目、悠然と端歩を突き越しました。優位を主張しているのか、それとも有効な手が無いのか?
[渡辺-谷川戦:9] お互い位を取り合っています。予想以上に長い戦いになりそうですね。谷川先生が時間を使っているのが気になります。
[渡辺-谷川戦:10] 谷川先生、銀冠に発展させる予定なんでしょうか? 隙が生まれるという声がありますが、なんとなく納得します。 いずれにしろ開戦は遅くなりそうです。
[渡辺-谷川戦:11] 大盤解説の予想通り、谷川先生が飛車を切り、馬をつくり自陣へ。中盤の面白いところで関西将棋会館、盛り上がっていますね。
[渡辺-谷川戦:12] 中盤から終盤に差し掛かって、激しさを増していますね。▲5三歩成り、控え室の検討を上回る手順が出たか? 対局者には違う世界がみえるのだろうか?
[渡辺-谷川戦:13]谷川先生の残留が確定しました、三浦八段が負けたからです。この渡辺戦もいまだ戦いの渦中ですね。
[渡辺-谷川戦:14]ここから自宅twit。どうなっているの、最終盤、116手、後手△8七金、一手すきかもしれないけど、後手王もあやうい。必至逃れの必至がかかったりして。
[渡辺-谷川戦:15] 大熱戦でしたが、渡辺竜王の勝ち、谷川先生力強い戦いでしたが負けました。

振り返ってみて、一番印象的だったのが図の局面。後手の谷川先生が△6七歩と迫ったのに対して、▲8六歩と懐を広げながら将来の王頭攻めも狙った「格調高い」一手。結果的にこの八筋からの攻めが先手を勝利に導いていきました。
終盤はTwitしている暇もなく画面に見入っていました。
さすがにA級のトップ棋士の戦い、含蓄のある手が多く素晴らしい一局でした。楽しめました。谷川先生は「光速ノート」で早速この戦いを振り返っています。(この敗戦を振り返って公表する先生の姿勢に頭が下がります)
渡辺竜王にとっては最終戦の丸山戦、昨年A昇級を決め一期で名人挑戦に名乗りを上げるのか、重大な一局になりました。
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