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羽生名人NHK杯史上初三連覇、糸谷五段リベンジならず

Ruru1301192760855羽生名人がNHK杯三連覇を目指し、また昨年の決勝戦でその羽生名人に涙を飲んだ糸谷哲郎五段が「リベンジ」と言葉にして挑んだ決勝戦、将棋ファン注目の戦いとなりました。羽生名人は、あの長沼洋七段との敗戦(2008年2月3日)以来NHK杯では負け知らず、考慮時間の短い対局でこの連勝は信じられない記録だと思います。
糸谷五段も、晴れ舞台で実力を完全に封じられた手痛い敗戦から、虎視眈々今シリーズを駆け上がった精神力は素晴らしいものです。見ごたえ充分の一局の解説は、森内俊之九段、好きな解説者のひとりで舞台装置は万全いざ戦いへ。
一手損角替わりから早繰り銀という布陣、超急戦にも持久戦にも持ち込める幅広い選択肢の戦いになりました。その選択は先手の羽生名人の手にありましたが、後手の王の固め方が難しいと考えたのか急戦を避けつつ好手順で自王の守りを固める持久戦に持ち込みます。しかしながら自玉が十分な囲いとなると一転、持ち角を3七に打ち据え一気に攻めを加速させました。このあたりのスピードを自在に操る術が羽生名人の真骨頂、糸谷五段もその角を逆に攻める中盤に突入しました。一歩も引かない応酬の末激しい駒の交換となりましたが、歩切れの羽生名人、ここから相手の飛車を攻めます。飛車が詰められた糸谷五段は3七にできたと金を引いて飛車金交換に応じつつと金を3五まで引きつけ自玉を手厚くする粘りの形に持ち込みましたが、この構想よりも飛車をひとつ3四に引いて▲4五金に△2三角と打って敵の飛車に狙いをつけて反撃に転じる変化も有力だったのでは?と森内九段の解説、このあたりが勝負の岐路だったのかも知れません。終盤その粘りを強化し一時期糸谷五段に逆転の目もあったようですが、的確に寄せた羽生名人、勝負強さを見せ勝利を勝ち取りました。

NHK杯難攻不落の羽生名人、来シーズンも彼を中心に回るNHK杯になることは確実、打倒羽生を達成する棋士は登場するのか楽しみになりました。
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このNHK杯戦トーナメント、矢内理絵子さんの司会は前年度に続き2年目を好評の中で終了。強くてさらに美人、将棋ファンにとっては毎週拝顔するのが楽しみでしたね。
さらに今年からは対戦前の対局者にインタビューをするという新趣向を導入、これもまた素晴らしい企画でした。司会は今回で終了し、来期からは対局に専念するのではないか?と思います。(もう一期司会継続ですね)毎週司会をつとめるのはやはり大変だと思いますが、既に見事A級復帰も決めていますし来期は司会と対局の両輪で集中しタイトルをとりにいく活躍をみせていただきたいと思っています。期待していますご苦労さまでした。

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羽生名人完胜糸谷,获得史上第一次三连霸的同时通算9期优胜,距离名誉nhk杯只差一步。

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