音楽

音楽誌「アドリブ」、5月号で休刊 37年の歴史に幕

Photo....フュージョンやAORを中心に扱う月刊音楽誌「アドリブ」が4月19日に発売する5月号で休刊することが分かった。発行元のスイングジャーナル社(東京)によると、同誌は1973年に創刊し、最盛期の80年代前半ごろは発行部数が20万部近くあった。レコード業界の不振で広告収入が落ち込んだため、休刊を決めたという......そうですか、確かに80年代ジャズの流れにフュージョンが加わり、楽器もアコースティックからエレクトリックへと変化。多彩な音で居心地のよい音楽が一世を風靡しました。この雑誌がその流れを加速していったと思います。
ジャズを基調にロックやファンク、R&B、電子音楽、ワールドミュージックなどを融合(フューズ)させた音楽、現在もその時のフュージョンの流れがコンテンポラリー・ジャズという形で息づいている一方、その要素が広く分散していって雑誌の一ジャンルとして括るのは難しくなったんでしょう。

この流れ作ってきた音楽誌「アドリブ」、大きな潮流と成果を残して幕を閉じます。
 

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《クリスマスの約束2009》 クリスマスイヴ by 小田和正+きよえ..

毎年恒例のクリスマスコンサート《クリスマスの約束2009》 by 小田和正、今年も豪華なメンバーが招待され開催されました。
その中から「クリスマスイヴ」 by 小田和正+きよえ(いきものがかり)、演奏直後に小田さんがミスしたりなんともいえないユニゾンでしたが、味わい深かったです。
いきものがかりは実力ある若手グループだと思っていましたが、年の差を越えて小田さんもその点認めているようで嬉しかったですね。

今年も加速度がついたように過ぎ去っていきます!

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ひろば旬間ブログ冬「音楽を楽しもう」コーナーで紹介いただきました!

富士通のAzby clubブログひろばサイトの「音楽を楽しもう」コーナー第四回目で、当ブログの記事「阿佐ヶ谷Jazz Streets 2009、一日ジャズを満喫 (その1)」を紹介いただきました。
 
選定いただいたAyaさん、ありがとうございます。

アクセス数が急増していました。これからもお気軽にジャズを楽しみましょうね!

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阿佐ヶ谷Jazz Streets 2009、一日ジャズを満喫- その3

そして最後に見に行ったのが、阿佐ヶ谷聖ペテロ教会で行われた北浪良佳ボーカルユニットのライブ。なんといっても教会の中、とっても神聖な気分です。そして北浪良佳(vo)の他にメンバーはギターとハモンドオルガン! 教会にそのハモンドオルガンを持ち込んだのは、金子雄太(org)。これが教会の音響にぴったり。

北浪良佳も神戸から招待された美人で実力のある歌手、お話を聞いていて大学で声楽を学んできたということで、しっかりとした歌唱と色っぽい表情で観客を魅了していました。
最初の選曲は、アヴェマリア。それと大学で学んだクラシックも披露、もちろんジャズのスタンダードもうまいし幅広いレパートリー。
遅く席についた割に前のほうの席にもぐりこめたので、彼女の歌と表情・醸し出す雰囲気を堪能できました。

ギターの馬場孝喜(g)もテクニックが素晴らしかったです。若いのですが、基礎がしっかりしているのか聞いていて安心感がありました。 これから大きく活躍すると思いますね。

長々と阿佐ヶ谷Jazz Streetsの感想を書いてきましたが、このイベントはお勧めです。来年も時間を作って参加したいと思っています。 (end)

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阿佐ヶ谷Jazz Streets 2009、一日ジャズを満喫 (その2)

102420091512次に行ったのが、細田工務店のロビーフロアでの小田陽子&エスタシオン(ESTACION)というボーカルユニット。小田陽子はこの阿佐ヶ谷Jazz Streetsの皆勤賞の15年連続の出場とのこと。明るい性格で満員の会場を沸かせていました。ブラジル音楽やラテンも歌って幅広いですね。
特にジャニス・イアンの「わが心のジェシー」を弾語りで聞かせてもらって時間を逆戻りさせてもらいました。
会場の屋根が低いのに、満員の会場に響かせるために大音量だったのですがそのたる音響が今ひとつだったのが少し気になりました。 
 
続いて今回一番注目していた峰厚介(ts)「フォーサウンズ」グループ。板橋文夫(p),井野信義(b),村上寛(ds)という伝説の名グループの一日限りの演奏です。(今年の夏ピットインで板橋文夫(p)片山広明(Ts)吉田隆一(Bs)立花秀輝(As)井野信義(B)小山彰太(Ds)というグループの演奏は聞いていますが)
会場の産業商工会館に行くと、このグループお目当てのたくさんの人、ですが会場に入る前に会議室のようなところで待機させられています。
どうもリハーサルが長引いているようで、結局会場に導かれたのは20分遅れ、そして演奏開始したのが30分遅れでした。それだけこの「フォーサウンズ」グループ、万全を期して望んだんでしょう、素晴らしい演奏でした。このグループ、現在の日本のジャズシーンでは最高峰のグループと思います。各人のテクニックが凄いですし、その中でも歌心をしっかりと持って観客に聞かせます。期待通りというか期待以上の熱演で、実は一回目だけではなく二回目の演奏も続けて聴いてしまいました。(おかけで予定していた他のライブはキャンセルに)
おまけに、板橋文夫のライブDVDも買ってしまいました。北見での演奏でNorth Windというソロピアノライブ、じっくりと聞いてみたいと思います。

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阿佐ヶ谷Jazz Streets 2009、一日ジャズを満喫 (その1)

102420091510阿佐ヶ谷Jazz Streets 2009に行ってきました。
12:40頃JR阿佐ヶ谷駅のホームに着くと既にジャズのBGMが、そして駅前にでんと構えるチケット売り場のブース。可愛らしいお姉さんがチケットを売っていますが、こちらはローソンで前売り券を買っていたためパンフレットだけいただいて、いざ会場へ。パスポートというチケットを持っていると当日のパブリック会場での演奏が自由に楽しめるのです。もちろん街のいたるところで無料の(または投げ銭の)演奏もしています。
 でもやっぱり本格的に楽しむには、注目のプロの演奏が聞けるパスポートがお勧めですね。
阿佐ヶ谷駅の周辺、歩いてほとんど数分程度に会場が点在していて、その会場ごとに出演者と時間が決まっているので、お目当てのライプを目指して移動して楽しむんですね。

まず目指したのが13:00からの、野口迪生(ds)カルテット「Jazz for Children」。会場が、ザムザ阿佐ヶ谷。このザムザ阿佐ヶ谷って一体何?? 石づくりの階段を下りていくとそこは古材と土壁でできたシアター。閉塞感のある閉じられた空間に木とコンクリートの境界、否がおうでもライブに熱中する仕掛け。それに観客席が急なスロープになっていて見下ろすステージの演奏家の動きがくっきり見えます。
この野口迪生カルテット(吉田賢一-Piano,成重幸紀-Bass,宮野祐司-Sax)のJazz for Children、タイトル通りとなりのトトロやもののけ姫なんかの曲をジャズにアレンジしているのですが、ジャズフリークが聞いても中々のアレンジ。日本発アニメの曲が将来スタンダードに残っていくという可能性を示す印象的な演奏でした。
野口さんによると、このタイトルのCDを発売してから二回目の演奏とか。初演は吉祥寺自然公園だったので、目の前で子供が踊りだしたり芝生で寝そべっているカップルがいたりという雰囲気だったんだとか。
今回のようなコアなジャズファンの前では初の演奏だったんですね。いやぁダンディなメンバーの繰り出すNew Standard、新しい流れを示すおじさんたち(17年余りホテルオークラで世界中からのお客さまを魅了してきた吉田賢一トリオ+宮野祐司-Saxですから筋金入りだけど)、若者も負けていられませんね。

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そしてもう一度夢見るだろう by 松任谷由実


 今朝の日テレに出演していましたね、ユーミン。久しぶりにお顔拝見、羽鳥アナと雑学の知識披露合戦。
「昔ヨガの先生が住んでいたから用賀」ってかなり寒いです。

"そしてもう一度夢見るだろう"は、新アルバムのタイトル。その名前のとおりの思いが詰まったアルバムのようです。 いずれチェック予定。

[収録曲]
01.ピカデリー・サーカス
02.まずはどこへ行こう
03.ハートの落書き
04.Flying Messenger
05.黄色いロールスロイス
06.Bueno Adios
07.Judas Kiss
08.Dangerous tonight
09.夜空でつながっている
10.人魚姫の夢(Album Version)

[参考] 読売新聞 新年・ビッグ対談 北島三郎さん&松任谷由実 (二人の共通点=東京・八王子市)

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アンセム(anthem) by 寺井尚子

寺井尚子さんはジャズのバイオリストですが、バイオリンでジャズを演奏するプレイヤーは世界で見てもそんなに多くないと思います。第一人者としては、ステファン・グラッペリさんが有名でしたが1997年12月1日 パリで亡くなられています。
そんななかで、日本にこんな素敵な演奏をするバイオリニストが輩出されてうれしい限りです。(そういえば、ピットインで聴いたベツニ・ナンモ・クレズマーにも女性バイオリストがいました)

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上品なご容姿からは想像に難いダイナミズムとパワーに溢れた演奏。それとメローな旋律が重なり寺井さんの演奏はビューティフル。
バイオリンとは、かくも美しく強く主張できる楽器だったのかと再発見します。ジャズのスタイルにこだわらず自由な演奏を繰り広げているこの彼女の代表的なアルバムは、誰でも気軽に楽しめると思います。
「あなたの中の私」では一音一音ハートの中から手繰り寄せるような叙情的な旋律と弾けるようなリズムで女性の心を奏できっています。
「哀しみのミロンガ」も印象的な曲、力強いリズムに哀愁を帯びたメロディを乗せていく彼女の演奏の真骨頂ではないでしょうか。
このアルバムに、5曲のオリジナル曲を提供しているピアニストの北島直樹さんの演奏も完璧に彼女の自由なスタイルをサポートしています。

2004年より「金鳥の渦巻」8代目キャラクターを務め、4年連続テレビCMに出演しているようですし、今後も幅広い活躍を期待したいです。
今年は彼女のライブを是非聞いてみたいと思っています。

(Youtubeから...アパッショネータ -Appassionata:情熱-)

[Recommend]
寺井尚子/アンセム
寺井尚子/ジェラシー
寺井尚子/夜間飛行

続きを読む "アンセム(anthem) by 寺井尚子"

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ロン・カーター/ジャズ&ボッサ 、70歳を越えてさらに若々しく

ロン・カーターのアルバムを聞いたのは、2年前のオリジナル・アルバム「ディア・マイルス」以来でした。タイトル名からお分かりの通りマイルス・ディビスのトリビュートアルバムでした。当時の彼の年齢が69歳、ですので今は71歳になります。
それも演奏している楽器が、ウッドベース。これは体力の要る楽器のはずです。しかし今回の「ジャズ&ボッサ 」、聞いてみるとなんとも若々しい演奏。若いバンドメンバーを相手にリズミカルで生き生きした演奏を繰り広げています。ベースの巨匠と言われて久しい彼のジャズ・ボッサ作。彼は日本への演奏旅行も多いのですが同じようにブラジルへの演奏旅行も多いようで、ブラジル音楽を演奏するうえでのアイデンティティを確立したとされています。
その通りに、ごきげんな作品に仕上がっています。特にアントニオ・カルロス・ジョピンの名曲Waveは、いろいろなバンドが演奏していますが、一味も二味も違う彼独自のスウィング感が楽しめる演奏になっていますね。

彼の演奏は,何回も聞いたことがある。なにしろ来日回数が多い。というのも日本人に人気があるしまた日本人に人気のあるミュージシャンにも人気があるからだ。 彼のベースの音色は時に激しく時に優しく語りかけてくる。泣いているように感じる時もあれば歓喜に踊っているようにも感じる。それに観衆もプレイヤーも触発されてホットなステージになっていく。
2年前のブログで上のように書いていましたが、70歳を越えてさらに輝いている感じです。本当の巨匠というか、音楽が心底好きなんだなぁと実感されるアルバムでした。

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新宿ピットイン-梅津和時, ベツニ・ナンモ・クレズマー解散コンサート

多分十年以上前の渡辺香津美のギターカルテットのライブ以来だと思う、この新宿ピットインのドアを叩きあの客席と一体となったライブステージと久しぶりに対峙した瞬間だった。
懐かしい香りは記憶の果て、地下を目指して降りた階段の下には当日入場を待つ二十人くらいの観客。
えっ、ピットインとはいえ、こんなに混んでいることってあるんだろうか?

突然思い立ってHPを辿って、今日のライブに出向くことにしたのだが、以前はこんな聞き方も全く無謀なことではなかったはず。

"梅津和時 冬のぷりぷり2008"コンサート、ジャズ界では著名とはいえ、素人客を呼び込むようなメジャーとはいえない。
(ジャズって今流行しているの?)と思わず目を疑ってしまった。

そして,,,,,待つ客の会話を聞いているうちに、この梅津和時がBNK(Betsuni Nanmo Klezmer)と命名しているグループバンドの「解散コンサート」ということのようなのだ。
このピットインでの解散。

ジャズライブの聖地での解散コンサート、それは客も入るでしょう。

「立ち見になります、いいでしょうか?」
整理番号137番を渡されて、今日一日東京を徘徊して疲れた脚に追い討ちを課す宣言。成り行きだからしょうがないよね、とあきらめついにピットイン入場。
本当に立錐の余地も無い状態、席は埋まって立ち見客が通路を塞ぐ。
ジャズのライブハウスでこのような状況に出会ったことは無かった、初体験、疲れそうだけれど楽しもう。

ベツニ・ナンモ・クレズマー、結成が1993年。
スタートはなんと観客席の後ろからマーチを演奏しながらの入場。アンプを通さない生の音が会場に響き渡る。

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ユーモラスな衣装・立ち居ぶるまい、そして圧倒的なテクニック。Open heartでハッピーなスイングに観客はすぐに酔いしれる。
(なんだ、このドライブ感? そして演歌調のメロウな旋律の交わり)

....楽しい....上手い....即興の火花....リラックス感....

こんな楽しいジャズ、しかも卓越した技術がなせる業、初めてだ。

梅津和時、只者ではないと以前から思っていたものの演奏はFMでしか聞いたことがなかったけれど、すごい、ライブでこそ、そんな彼のグループ・グルーブ感に酔いしれる。圧巻は、専属ボーカルの巻上公一氏。rtfは彼をジャズ界のタモリと命名したい。
"クレズマー"音楽の最高峰ボーカリスト、観客に理解不明の歌詞で虚構の異次元世界を歌いきる。

これは、まいった。

久々のピットイン、自由で熱いスポット、いまだ健在というかますますヒートアップしつつも演奏するもののテクを鍛えるスポット、さすが東京と実感する時間。

東京に流れるプロフェッショナルスピリット、是非これからも楽しみに。


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