京都・近郊

トロッコ列車 by 「ルソンの壺」

安土桃山時代、呂宋(るそん)助左衛門という堺商人が、ルソン(いまのフィリピン)からつぼを持ち帰って売り、大もうけをしました。これが「ルソンの壺」伝説です。
NHK大阪では、「ビジネス新伝説 ルソンの壺」という番組で、助左衛門のように、独自の発想と挑戦で成功を収めた関西企業をご紹介しています。

これが、楽しい。

橋下知事の遅刻発言問題で脚光を浴びた、あの藤井 彩子(ふじい あやこ)アナがキャスターですが、さすがに聡明で切り込みも鮮やかで出演される経営者の本心を引き出します。今日の出演は、「トロッコ列車」の社長。この番組の紹介によると今は観光の名所になっていますが、国鉄の民営化と路線の新設により廃業となった線路を切り離して見事な景色を売り物に民営化したとか。たった9人で、それもほとんど素人同然の会社経営。それを、見事に育て上げた経緯が紹介されました。 運転手が、自らのアイデアでカラオケを歌ったり、きぐるみのぬいぐるみで駅でお客さんを迎えたりと楽しいアイデア。小さい会社だから出来るアイデアで、お客さんの心を捉えているんですね。楽しい観光スポットであり続けてほしいですね。

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HOUSE YORK, 北区平野上八丁


 五条から上っていって、立命館大学まで300mの標識が立っている平野神社交差点を西に入ったところで偶然HOUSE YORKというレストランを見つけました。しっとりとした瀟洒な住宅街とも思える一角、大きな西洋御殿のような建物を改造したのか、落ち着いた外観でたずんでいました。

 ドアを開けると、シックな木の梁が硬いコンクリートに複合されたインテリア。ライティングにも工夫がなされ、なんとも落ち着いてじっくりと食事と会話を楽しむ場を提供する部隊となっています。

 イタリアンレストラン、パスタ- ベーコンと茸のペペロンチノをメインに前菜とサラダ。ここのパスタは、歯ごたえが今までに無いしっとりと粘り気のある食感でした。それでいてしっかりとこしもある。これが本場のパスタなのかと思いました。

 車で行ったので、残念ながら年代物のワインを楽しめなかったのが残念でした。

ただ食後にいただいたイタリアンコーヒー. ラバッツァ(LAVAZZA)は美味しかったです。

 

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まるで京まんだらの世界、葵祭の斎王代は25歳の若女将

毎年5月15日に催される京都三大祭りの一つ「葵祭(あおいまつり)」のヒロイン「斎王代(さいおうだい)」に14日、京都市東山区の老舗(しにせ)料亭「菊乃井」の若女将(わかおかみ)、村田紫帆さん(25)が選ばれた。今年は源氏物語の千年紀にあたり、織物の重要無形文化財保持者(人間国宝)の喜多川俵二さんの手によって、斎王代が着る十二ひとえが25年ぶりに新調される予定。

100 まるで、瀬戸内晴美さん(当時)の描いた「京まんだら」世界が、現実化されたと思いました。(下巻P167)

「そいでも斎王さんになったら、かえって嫁さんに嫁(い)きにくいやろう」

葵祭りには毎年、斎王が選ばれる。京都の町に住む良家の娘で、もちろん末娘、それと同時に斎王につかえる命婦たちも選ばれる。やはり同じような条件が付く。

...今年の斎王はどこの家の誰が選ばれたというのは、花の散ってしまった後では格好の話題であった...

京まんだらでは、このように葵祭の話題が描かれており、お茶屋の女将の娘が斎王に選ばれ、晴れがましいのと同時に物入りであることが生き生きと描かれていました。

今年選ばれた、村田さんは、お茶屋ではないものの料亭の若女将ということで、この小説のことを思い出してしまいました。

さすがに美しいかたで、25年ぶりに新調される十二ひとえも袖を通されるのを心待ちにしていることでしょう。

「夢物語のような雰囲気の世界に参加するのは不思議な感じ。少しでも多くの方に非日常のハレの日を意識していただけるように頑張りたい」と話す村田さん、きっと例年にない華やかな葵祭になることは間違いないでしょう。 期待しましょう!

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Youtubeで京都大学の講義を受けよう

Youtubeで京都大学の講義が受けられます。授業料は無料です!
早速調べてみると、楽しそうな講義がありました。

ー素粒子の世界を拓くー 湯川理論から朝永くりこみ理論、そして素粒子の標準理論へ
講演者 九後 太一 教授 京都大学 基礎物理研究所長
2006年 11月 11日(土) 午後1時30分〜午後4時
湯川記念館 3回講義室


大学で、物理学を学んできたrtfにすれば、このような講義はとても懐かしいものですが、正直すっかり内容を忘れています。
今回じっくり聴講してみようと思っています。
これ以外でも、もっとなじみの持てる授業が200講座も公開されているとの事です。知恵熱が出そうですが、基礎学問の世界にまた飛び込んでみるのも良いのではないでしょうか?

物理学はいかに創られたか(上巻)改版
物理学はいかに創られたか(下巻)改版

著者: アルベルト・アインシュタインレオポルト・インフェルト
出版社: 岩波書店

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「くいだおれ太郎」引っ張りだこ、せやねんでも大さわぎ!

7月に閉店する大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」の話題は、関西では衝撃をもって受け止められている。

そして閉店させないようにしようと外野席の話は尽きない。関西の誇る教養番組「せやねん」でも、トップ話題で語られている。


「まさか無くなるなんて考えてもいなかった」(松井愛)、「通天閣は入場料がいったけど、くいだおれはただやったやんか」(トミーズ雅)と議論沸騰。 1949年の創業だったんですね。この閉店のニュースが報道されてから、くいだおれ太郎のキーホルダー(520円)は、普段の4倍の2000個が売れているとか。きっと今週はもっとすごいことになっているんでしょうね。  さらに、今日あの通天閣が、太郎の買取を希望と申し出、びりけんさんと並べたいとか。それ以外のところからもオファーがあり、太郎の争奪合戦が始まりそうですよ!  

7月に閉店する大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」の商標と看板人形の「くいだおれ太郎」について、新世界の通天閣を運営する通天閣観光が買い取りを打診したことがわかった。同社の高井隆光副社長は「くいだおれは大阪のシンボル。ナニワ文化はナニワ商人が守らなあかん」と話している。 高井副社長によると、くいだおれが閉店を正式発表した翌日の10日、同店が保管する写真なども含めて買い取りたいと打診した。買収額は今後提示する。実現すれば、通天閣の展望台入り口に太郎を設置。くいだおれの歴史を紹介する展示コーナーや、くいだおれを屋号にした飲食店を設けることも考えているという。  「通天閣とくいだおれは大阪人の喜びや悲しみを見守ってきた。ビリケンとともにくいだおれを守りたい」と高井副社長。くいだおれの山田昌平社長は通天閣からの打診を認め、「同じような話はすでに100件以上いただいている。売却先の決定はまだ時間がかかる」と語った。

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木屋町に一気に桜が...pick by 705NK


用事があって、平日の日中に木屋町を歩いていたら桜が一気に咲いていました。思わず足を止めてシャッターをおしてしまいました。

 そうしていると、3人の高校生と思える若い女の子たちからカメラのシャッターを押して欲しいと頼まれました。二台の彼女たちのカメラで撮ってあげました。聞いてみると大阪と奈良から来たんだとか。 そうだ、学生たちは春休みだったんですね。

高瀬川のせせらぎ・垂れ込める桜に、彼女たちのVサインが、ファインダー内に印象的でしたね。 

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大阪ベイクルーズも、エコ大阪観光に「大阪周遊パス」

 大阪天保山の海遊館近くのベイから「サンタマリア」というベイクルーズ船が出ていますが、今日はこのひと時の船旅を楽しんできました。
  なんで、そんな旅を?と不思議な思いの方もいると思いますが、通勤途中の京阪電車の車内広告からスルッと関西「大阪周遊パス」というのを見つけて、意外と楽しそうと思い利用してみようと思ったからです。

そのパスの内容は、大阪市内の公共交通が一日無料(JR除く)+24の施設の無料パスが付いているというものでした。それで一日2000円ポッキリ。

 

じゃ、今日の戦果はどうかというと、地下鉄x5回=約1200円、バスx1回=200円、大阪城天守閣=600円、大阪城ロードトレイン=200円、大阪歴史博物館=600円、サンタマリア=1500円、通天閣=600円、道頓堀極楽商店街=315円と合計でざっと見積もっても5215円分利用しました。軽く元を取って楽しめました。

 

勿論、通常料金を払ってまで行くかは疑問な施設も多いですが、実際に行ってみるとなかなか見ごたえがありますね。大阪天守閣なんかも久々に入ってみて感激しましたし歴史博物館で大阪の歴史、特に難波宮の古代歴史の展示なんかは迫力がありました。

 

そうそう、橋下知事の勤める大阪府庁でコーヒーも飲みました。24の施設、彼の意向で閉じられることが検討されている施設もあるのかな?

初めての大阪観光には、このパスはエコでさらにエコノミーで絶対にお勧めです。是非大阪観光に出かける前にチェックしてみてください。

堂々の大阪城天守閣ですね。

天守閣からの金の鯱(シャチホコ)が輝いていますね。

サンタマリア号です。

通天閣、周囲の街は綺麗になりましたね。

とは言っても、ジャンジャン通りの町並みは相変わらず。ガラス越しに「三桂クラブ」の対戦風景です。

  

[PS] スルッと関西「大阪周遊パス」のもう少し細かい利用案内は、追記のほうに転記しておきますのでご参考に。

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共作38年、西陣織「源氏絵巻」完成

Yomiuri20080303 ここ最近、源氏物語がマイブームですが、源氏物語の関連ニュースも目立ちますよね。

そんな中で、この記事は一際輝いています。

是非見てみたい、西陣織「源氏物語錦織絵巻」です。

昨年6月に105歳で亡くなった西陣織作家山口伊太郎さんが1970年に制作を始め、弟子が受け継いだ西陣織「源氏物語錦織絵巻」最終巻の第4巻が完成し、京都市上京区の帯地製造販売会社で3日、報道陣に公開された。  国宝「源氏物語絵巻」を基に、山口さんが構想し、色遣いなどを指定。没後は、弟子の織り手田村邦夫さん(60)が数か月がかりで、幅33センチ、全長約12メートルに「蓬生(よもぎう)」「柏木」などの名場面を織り込んだ。  24歳から制作にかかわってきた田村さんは縦糸をハサミで切って織り機から外し、「師匠に見せられなかったのは残念だが、『ご苦労さん』と言ってくれるはずです」と話していた。

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「京都歴史散歩」

思わず衝動買いしました、「京都歴史散歩」(成美堂出版)。
何かこちらのニーズにぴったりでした。
今年源氏物語千年紀、京都にまつわるあらゆる出版がなされるでしょう。
でも、思わず買ってしまいましたね。決め手は、きれいなレイアウトと適度に集約された記事。それと現在と江戸時代の京都地図が比較して掲載されており、時空を超えた想像を掻き立てます。
早速読んで感想をアップします。

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京都ラーメン激戦区一乗寺に初乗り込み、まずは天天有

 ラーメン通を自称している割には、京都のラーメン激戦区の一乗寺に乗り込んでいなかったのですが、先週初めて足を踏み入れました。

なぜ今まで行かなかったのかといいますと、まず一乗寺という場所は京都の本当のいなかでアプローチが大変なのです。時間がかかります。

それと、新福菜館や第一旭それと天下一品・東龍といったおなじみに行けば、味覚的には満足感を得られますしそれなりの味のバリエーションも楽しめます。

それなのにあえて行くということも無いだろうし、喧伝されているような有名区というのは意外と期待はずれだったりしますからね。

 

とはいっても一度は行ってみたかったのも嘘ではないので、たまたま車の足もあったので乗り込んでみました。

 それで訪ねたのは、やはり天天有。この地区の老舗です。オーナーが意識しようがしまいが、後発の店が常に目指した店とのことです。

 で、味は、白濁してこってり見えるけど実はかなりあっさり味。しかし味は濃い。甘めの味付けだけれど妙に麺に絡んで美味しい。

鶏がらがメインのまろやかな味でした。さすがと思いました。

 

 外に出てみるとすぐ隣に「夢を語れ」が出来ていることがわかります。すぐ横にとは、挑戦的なのか... こちらもお客さんがたくさんはいっていましたね。

次はこちらを試してみるとしましょう。
 

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冷泉通,イタリアンレストランながぐつ亭

 今年最後の外食として、イタリアンレストラン「ながぐつ亭」に行きました。大雨だったのですがこのレストランは、京都市内のレストランとしては珍しくお店に駐車場があり濡れずに入れます。

場所が市内の中心部から少し外れて岡崎に向かう途中の閑静な冷泉通りに面しています。ですので観光客には荒らされていない地元のお客さんが中心の店です。常連客が多いのでこの日も結構なお客さんで席は埋まっていました。

京都のお店は閉店時間が早くて、この店も9時には閉店です。

飛び込んだのが、7時半を過ぎてたのとお客さんが多かったのであまりたくさんも頼めずパスタ中心にしました。

 味も良いのですが、このお店はさりげなく落ち着いたインテリアも楽しめます。この日は写真のシクラメンが綺麗に飾られていました。(pict by 705NK)  地中海地方原産で、花期は秋から春。特に冬の花として有名ですね。

そしてこの花を初めて見た当時の日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎が『篝火花』と名づけたと言われているようです。

背後の窓ガラスに雨の水滴が流れている前で篝火のように咲いているサクラメン、コントラストが鮮やかで思わず見惚れてしまいました。

勿論パスタも美味しく、この夜は今年と別れる前の楽しいひと時を過ごせました。

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京まんだら by 瀬戸内晴美,ほんの35年前の京都


 瀬戸内寂聴さんがまだ瀬戸内晴美さんと名乗っていた1972年(昭和47年),当時の京都・祇園を舞台にこの「京まんだら」は書き上げられました。
京都祇園に生きる女性達の表と裏の素顔,その恋愛や生き方を描いた興味深い話ですが京都の歴史や風物も織り交ぜられて華やかな作品になっています。
読んでいて気付いたのですが,この小説は今から35年前に書かれたのですが,当時の京都から今はこんなにも変わったのかと思い知らされました。
 
代表的なものを上げてみます。

 ・雪の多さ
 ・虚無僧
 ・京阪電車
 

 祇園の大晦日から始まる話なのですが,翌日の元旦に清水寺をお参りする場面で雪が登場します。

 

雪の多さ...三年坂を上りはじめると,雪がますます濃くなり,石段の上はたちまちしっとりと濡れてくる。まつ毛にかかると,なかなかとけないのに,石段に落ちた雪はたちまち姿を消してしまうのだった。...

「気をつけとくれやす。この坂でころぶと三年後に死ぬといういいつたえがあるんどっせ」...

虚無僧...尺八の音が橋の下から聞こえてきた。虚無僧姿の男が尺八を吹きながら川原にあらわれる。ひとつの床の下に立って,物悲しい曲を吹くと,床から長い竿がのびて虚無僧の前にくる。竿の先に小さな竹籠がつけられていてその中にいくばくかの小銭がおひねりにして入っているのだ。虚無僧がそれをとり,深い礼をかえすと,また竿がひきあげられる。床で竿をあやつっているのはだらりの帯が重そうな舞妓だ...

 

京阪電車...川の向う岸を京阪電車が窓の燈をつらねながら,右から左へ走っていく。おびただしい燈の色が川にも映り,二本の光る蛇が金の鱗をきらめかせ水底を走りぬけるように涼しい眺めだった...

 

 時間を少し戻して当地の風情を楽しむのは小説のひとつの楽しいところですが、薄れていったものが多すぎるとも感じました。

この小説は、祇園に生きる女性達の生態を女流作家の目で覗いていくというかある点では暴いていくような、一般人にとってはベールに包まれた世界を垣間見るとても興味のある内容です。

解説の戸板康二さんが書いていましたが、「瀬戸内さんは、京都に移ってから、仕事をすませた時間に、足しげくその祇園にかよい、当然多くの女性と親しくなった。....多分この作家は祇園の茶屋の座敷で、この作家はいつもにぎやかに話し、にぎやかに遊んだに違いない。そしてそこに自然に発生した雰囲気から、ふだん口の固い茶屋の女将も、芸子も、舞妓も、自分の秘めた経験や、卓抜な見解を、思わずしゃべってしまったりもしたのだろう...」と祇園に入り込んでの体当たり取材というかお遊びがベースになっているのです。そして瀬戸内さん自身「彼女たちは仲良くなってしまうと実に親身で親切になった」と回顧しています。 

 そしてこの小説が日本経済新聞に連載されるようになると、その祇園の女性たちはまるで自分のことを書かれているという風に競って読んでは感想を瀬戸内さんに伝えたそうです。 

 

京都という舞台の紹介もこの小説の楽しみです。花の寺と呼ばれるに相応しく山腹境内に約500本の桜がある勝持寺泉涌寺、広沢の池、常照皇寺のしだれ桜、御室の桜などの(下p135-137)印象的な土地が紹介されていきます。

 

また四条を挟んで先斗町と反対の南側が西石垣(さいせき)いう呼び方の地区だと初めて知りました。(下p240)

 

京の風物として登場するお祭りも楽しいですね。春になると祇園からは都をどり、先斗町からは鴨川おどり、そして上七軒からは北野おどりと区分されて芸を競い合っているのですね。(下p108)

祇園祭の紹介も楽しい臨場感があって楽しいものでした。(下p268) 別名で鱧祭とか屏風祭と呼ばれているのですね。

勿論祇園の舞妓の生き方・成長の過程が詳しく描かれています。先笄(さっこ)というようなこの世界でしか通用しない言葉などがたくさん紹介されとても興味深いものでした。

日本の歴史的な文芸・風情についても、例えばバレンタインデーといった女性が男性に恋を打ち明けるのが西洋的・現代的なことのように考えられていますが、日本の「浄瑠璃や歌舞伎の中には、女の方から積極的なのがたんとおますなあ、八百屋お七とか、合邦とか」 「なるほどねぇ、そういわれてみるとそうね」

  

この小説は、「みの家」の女将で吉村千万子さんという京都生まれでも無いのに祇園に店を立ち上げた実在の人物がモデルになっているとも言われています。

本当に生き生きとした祇園を味わえ京都を堪能できる貴重な一冊と思います。

 
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古本屋のある街,神戸・後藤書店の閉鎖から考える

 京都は,大学の多い町でそのため繁華街や大通りにも間口の狭い古本屋が点在しています。それぞれの店がこだわりを持った本を揃えていてのぞくのが楽しいものです。

 一方ブックオフのような古本チェーンも進出して来ていますしインターネットでの古本探しという手段も大変便利になってきていて消費者の選択肢も増えていますね。

 

最近読んだ本で「風の影」(カルロス・ルイス・サフォン)という小説は,スペインのバルセロナが舞台だったのですがそのストーリーのきっかけが,主人公である古本屋の息子が出会った一冊の本によりそれを読んだことで思わぬ運命に翻弄されていくのです。

この本を読んで古本屋という商売のロマンというものを考えさせられました。

「お前が見ている本の一冊一冊,一巻一巻に魂が宿っているんだ。本を書いた人間の魂とその本を読んでその本と人生をともにしたり,それを夢見た人達の魂だ。一冊の本が人の手から人の手に渡るたびに,そして誰かがページに目を走らせるたびにその本の精神は育まれて強くなっていくんだよ」

 

 但し,商売としての古本屋は苦しい状況になってきているのでしょう。神戸で最も古い古書店の一つの「後藤商店」が閉鎖するという記事が神戸新聞で伝えられていました。

 長年通い続けた常連のお客さんたちからも惜しむ声が上がっています。 約40年前から通う鈴木利章・大手前大教授(70)=西洋中世史=は「古本独特のにおいと、いい本をよう知ったはるご主人。いまどき珍しい格式を感じさせる店でした。行くと学術書や美術書などを数冊買ってしまい、手ぶらで帰ることはなかった。ほんまに寂しい」と惜しんでいる。(朝日新聞記事

 古本屋はそのご主人のロマンや個性が持ち味ですから,後継者にはその持ち味を引き継いでもらうことが必要なのでしょうけれど,そういう人材が見つからなかったのかと残念でたまりませんね。

個性溢れる古本屋は,街の文化的な面に彩りを添えとても大切だと思いますし,その土地土地の古本屋をめぐって歩く趣味を持っている人もたくさんいるのです(四谷書房日録etc)。インターネットと連携するような形での運営なんかできないのかなぁ?

困難なのかもしれませんが経営を続けていけるように頑張って欲しいものです。

   
[Reference]
・世界の古書店

・古本屋サバイバル

・駈け出しネット古書店日記

 
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宝ヶ池- Foodies CAFE NIFTY -- pict by 705NK


 ここ最近いつもB級ディナーだったので,久しぶりに宝ヶ池に行って来ました。このNIFTYは中に暖炉があってそしてパラゴンというスピーカーが静かに鳴っているんです。

まさに若いカップルにサイコーって感じなんですが,ところがかなり年配のお客さんや親子も多いんですね。

やはりほのぼのとした雰囲気と美味しい料理には年代を問わず集まってくるのでしょうね。

今日はもうツリーが飾られていました。師走は忙しいのでツリーを見ると脅迫観念に陥る寂しいフィーリングなんだけれどやっぱり見ていると良い気分ですね。

左後ろの黒く縦に伸びているのが暖炉の煙突です。ちょっと分かりにくいかなぁ?

ということで,これから週末ですね、ゆっくりしたいなぁ。

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嵯峨野 by Nokia 705NK

11252007464先週の三連休に台湾から友達が訪ねて来たこともあり,久々に嵯峨野に行って来ました。
JR京都駅から嵯峨嵐山駅まで山陰本線ですぐなのですが, 紅葉の真っ盛りの時期でホームも電車の中も人の波で溢れかえっていました。

直前にフルマラソンを初めて走破した影響で足を痛めていたので,うまく歩けないと思えてレンタサイクルを借りました。

これが大正解。嵯峨野は見所が点在しているので歩くのはつらいですね。それと人が多いので道を縫って歩くだけでも大変です。

11252007463今回宝厳院という寺院と仏野念仏寺を中心に観ました。写真は宝厳院のショット, 天龍寺開山夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに取り入れた回遊式山水庭です。大きな石「獅子岩」が配置されゆったりとした坂道に沿って色々な景色を見せる庭が配置されています。嵐山を借景とした枯山水庭園とのことです。

11252007468

綺麗に紅葉がひろがっていて最高の時期だったようです。外国人のお客さんもたくさんいました。携帯電話の705NKでどれだけうまく雰囲気が伝わっているでしょうか?

京都の四季はそれぞれ趣があるのですが, 今の時期は散策には最高ですね。

 

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ミャンマーの平和願い僧侶と神職が合同で祈り

 激化するミャンマー情勢などを懸念し、古都奈良の主要寺社の僧侶と神職約50人が28日夜、奈良市の春日大社に集まり、紛争の早期終結を祈った。仏教、神道の宗教者がこうした行事を一緒に開くのは異例のことだ。

 東大寺や興福寺など南都六大寺の僧侶と、県内の若手神職らが交流を続けており、今回は、僧侶が自ら収穫した新米の奉納時期に併せて、様々な宗教が共存する日本から世界平和の願いを発信しようと企画した。

 この夜、春日大社本殿では、ぼんぼりの幻想的な光の中、僧侶らの読経が響いた。薬師寺の松久保伽秀(かしゅう)・録事は「宗教は違っても、互いを認め尊重しあうのが本来の姿。ミャンマーの衝突などが早く解決することを願っている」と話した。

 

 仏教を通じて歴史的・人的な交流の深いアジア圏として独特のつながりがありますから,このような活動が影響を与えていくことを望みたいですね。


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